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攻略本「武装神姫 BATTLE MASTERS Mk.2 ザ・コンプリートガイド」の簡易レビュー、間違い・誤植・情報抜けの報告をするページです。 ※間違い・誤植・情報抜けの情報には不足があります。新情報がありましたら「コメント」へ情報提供をお願いします。 簡易レビュー 良い点 ライバルの登場条件、ボスキャラクターの攻略などが詳しく掲載されている。 ドロップする景品とその確率、ミミック・強化ミミックの入荷率なども掲載されている。(個人で検証できない攻略本のみを根拠としたデータのwikiへの掲載は著作物の侵害にあたるため厳禁) 特典プロダクトコード「ギュリーノス・ダーク」付属。 悪い点 攻略本単体としては比較的高額の2,300円。 カテゴリ別の武装データの掲載順がゲームと大きく異なり、武装を探し辛い。ゲーム:平仮名、片仮名、漢字、英数字の順。ヴ=は行。(SORTをNAMEにした場合) 攻略本:英数字、五十音の順。平仮名・片仮名・漢字の区別無し。ヴ=あ行。 ゲーム内での確認の可否を問わず、敵神姫の装備が掲載されていない。 後述する間違い・誤植・情報抜けが散見される。 間違い・誤植・情報抜け エウクランテの固有RA入手時期が間違っている。 レーザーグレネード+VCのCOSTが169とあるが実際は195。 「+GC」「+CG」を混同する、などの誤植が全体的にある。 武装入手条件の情報抜け。 入手武装 会場・大会 マスター スキンファクシ+CL ビットブル火器属性タッグ 島津佳美 OSY010 Aガード+MK ハンマー ライフル杯 麻呂
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神姫ちゃんは何歳ですか?第二十九話 奇跡、偶然、それとも…? 書いた人 優柔不断な人(仮) 『新年、明けましておめでとう御座います』 といった挨拶も終わり、特にする事も無く家でゴロゴロしている俺達 去年の正月はユキと二人だけだったのだが、今は観奈ちゃん、皐月、水那岐、ミチル、ムツキちゃん、花乃ちゃんにひじりん、そしてティールにファロンとかなりの大所帯となっていた 親父が遺してくれたこのやたら大きい家に感謝しないとな 台所で片づけ物をしているユキと水那岐とティール リビングでお笑いの特番を見て笑ってる皐月とムツキちゃんとファロン ノーパソを広げ、なにやら難しい顔をしながら打ち込んでいる観奈ちゃんとミチル 「お、観奈ちゃん。宿題?」 訪ねてみる俺 「ケンシロウ、宿題なぞとっくに終わってるぞ」 「あれー?んじゃ?なにやってるの?」 そんな観奈ちゃんの返事をわきで聞いていた皐月が振り返って訪ねてきた。どうやら番組の方はあまり好きじゃない芸人になったようだ 「次の大会の日程がズレるかもしれないとの事なのじゃ…」 街場の小さな大会なら日程が変更になってしまう事も少なからずある が、観奈ちゃんが出るような規模の大会で変更になるなんて事は滅多に無い 「あー!この前あった事故のせいじゃない?」 「あの事故か…」 「年末の大会のフィールド陥没事故の影響じゃな。検査を行って安全性が確認されるまで設営工事が中断されるとの事じゃ」 リアルフィールドで行われるリアル戦でのフィールド崩壊事故は、実は結構発生している 勿論、ビル破壊程度の損壊程度ならば想定内のことだが、床(ここでいう床とは、フィールド基部の事)が抜けたり、防護スクリーンが割れたりといった本来壊れないように作ってある物の事である 「あの事故って、手抜き工事が原因だったってニュースで言ってたわよね。しかも隅っこの方がちょっと沈下しただけだったのに…」 「仕方無い事じゃ。万一その手抜きでもっと大きな被害が出たら大変じゃからな」 「被害って…あっ!ごめん…」 観奈に謝る皐月 実は観奈はその手抜きが原因でフィールドそのものが崩壊し、ミチルが中破・対戦相手は再起不能になるという事故に巻き込まれた事があった 「皐月殿が謝る事では無い。それより、これで延期してしまうと、わらわのような学生オーナーはともかく、社会人オーナーで参加出来なくなる者が続出してしまうのが…」 と話してると、ファロンが割り込んできた 「え?ミチルかーちゃんって、バトルするん?」 「そうなのだ。こう見えても日本でもトップクラスなのだ!」 えっへんと胸を張るミチル 「すげー!見てみてぇ!」 「私も見てみたいです」 ふと気づけば片づけ物が終わったのか、ティールも戻ってきていた 「ふむ、それならこの間の大会のが、コレに入ってるぞよ」 ついっとノーパソを指す観奈ちゃん 「あ、それならテレビに繋いで見ません?」 「いいのか?この後『果糖機関』が出てくるぞ?」 「う…いいんですっ!可愛い娘の為です!…あとでルンルン動画で見ます…」 グっと拳を握り、涙しながら言い切る皐月 「…アップされるといいな」 「ありがとう、皐月ママ」 「さっすがかーちゃんだぜ!」 という訳で、俺達はこの前の大会でのミチルの闘いを鑑賞する事になった 「すげーミチルかーちゃんすげー!」 「ママ…すごい…」 相手の神姫は、自分が何型かわからなくなる程の重武装を施し、的確な弾幕を張って主導権を握るタイプだったようだ さすがのミチルもこの防御を突破するのは困難を極めたようだが、リロードの為にわずかに弾幕が薄くなった瞬間を狙って急接近し、空牙を叩き込み勝利した 「あたいもバトルしてみたいなぁ…」 「私も…」 やはり武装神姫の本能なのか、二人共バトルに興味があるようだ まぁユキやムツキちゃんみたいにバトルに興味無い方が珍しいのだが 「んじゃ、明日『エルゴ』に行ってみるか。二人を日暮さんにも会わせたいしな」 「「わーい」」 「…そう…ですね…二人を…見れば…日暮さんも…きっと…喜んで…くれます…」 という訳で、俺達は明日、エルゴへと向かう事にした 一方、皐月は 「…一体、相手神姫は何型だったのかしら?」 と首を傾げていた 「いらっしゃーい…あ、香田瀬さん。あけましておめでとうございます」 エルゴに来た俺達を出迎えてくれたのは、うさ大明神様ではなく、秋月兎羽子さんであった …まぁ同一人物なのは知ってるけど、皐月達には内緒だ 「あ、兎羽子さん、明けましておめでとうございます」 「やぁ香田瀬さん、今年も宜しくお願いします」 「こちらこそ、宜しくお願いします」 奥から出てきた日暮さんにも新年の挨拶をする 一通り挨拶が終わった所で 「この子達があの二人か。えーと、ティールちゃんとファロンちゃんだっけ?」 「ああ、そうだぜオッサン」 「あの…何で私達の名前を知ってるのですかおじさん?」 グサグサっと、何かが刺さったような音がした気がした 「香田瀬さんから、二人が無事に起動したってメールを貰ったのですよ。その時に名前も教えて貰ったんです」 なにやらヨロめいている日暮さんに代わって兎羽子さんが答えてくれた 「…しかし、二人とも無事起動してなによりだ…」 どうにか立ち直り、二人をマジマジを見つめる日暮さんは 「あの…恥ずかしいですからそんなに…」 「ん?なんだ?あたいのないすばでぃにメロメロなのか?」 恥ずかしがるティールと、大きなの胸を揺らすファロン 「あ、ゴメン」 と顔を赤くしながら目線を逸らす日暮さん 「ダメですよ。女の子をそんなにジロジロ見ちゃ」 「なんか兎羽子さん、怒ってません?」 「いや…二人の素体が、通常のとも白雪系とも違うみたいだったからつい…」 さすが日暮さん。一発で見抜いたようだ 「残念ながら、素体の方は殆どダメだったから、タブリスに換装したんですよ。本当は出来るだけ残しておきたかったのですが…」 「タブリス!これが!新型の!」 タブリスと聞いた瞬間、日暮さんは再び二人を凝視した 「あの…恥ずかしい…」 とモジモジするティール 「やっぱアタシに興味があるのかオッサン」 と色々ポーズを取り始めるファロン 「すげぇ!こんな滑らかに!可動範囲もこんなに!」 うーむ、色んなポーズを取る丑型神姫とそれを見て興奮する男 分かっていてもちょっとアレな光景だ 「ほーら、こんな…あ」 ぽろっ さすがに無茶なポーズを取りすぎたせいか、インナースーツから胸がこぼれてしまった 「おおっ!」ぶはっ! 今まで『タブリスという製品』としてファロンを見ていたがのに急に『女の子』としての面を見せられた日暮さんは、鼻血を吹いてひっくり返ってしまった 「なんだオッサン、純情だなぁ」 腰に手を当て、カラカラと笑うファロン 「だ、ダメだよファロンちゃん。女の子なんだからもっと慎みを持たないと」 慌ててユキが窘めるも 「いーじゃん、減るモンじゃないし」 とまるで効果無し ユキがスーツ上げて胸を納めるも、ファロンが胸を張ってる為、再び露わになる 「…こりゃインナー買い換えないとな。兎羽子さん、もう少し大きなスーツあるかな…?」 「え…あ、はい」 なんか兎羽子さんが羨ましそうな顔をしてたのは気のせいだろう …たぶん 「んじゃユキ達はティールとファロンの服を見てやってくれ」 「え?私も?ファロンのだけで良いのでは?」 「ティールだってユキ達のお下がりだけじゃなくて、自分の服が欲しいだろ。行って来い」 「は、はい!」 嬉しそうに返事をするティール ユキ達がティールとファロンの服を選んでる間に俺は日暮さんと話をする事にした 「…それじゃあやっぱり、素体はほぼ全損だったのか」 「ええ。素体中枢も26・37チップが逝ってましたので交換を。あと8・16回路に損傷があったので修理を」 「よくまぁそんな所を直せるもんだ」 「…それと、奇妙な事があったんです」 「奇妙な事?」 「あの子達、覚えてるんですよ、あの事を」 「あの事って…まさか!」 「視覚回路は繋がってませんでしたからおぼろげではありますが、事故の事を知ってます」 「そんなバカな!CSCも入ってない、電源さえも入ってない状態でか?」 「…電源はありました。あの子達をボロボロにした家庭用電気が。それで一時的に仮起動したのだと思います。その時に『本能的』に致命的なダメージを受けないように自ら回路を切断し、重要チップを保護したと考えられます」 「…信じられん…」 「壊れた回路の先にはCSCシステムがあります。もしそこに、回線内から高電圧を受けてたら…」 「完全に、終わりか」 「…今回の事は、EDENも興味を持っています。単なる偶然とかで片づけるには納得出来ない点が多すぎます」 「だろうな」 「ですので、この事は内密にお願いします」 「だったらなんで俺に話したんだ?」 「…日暮さんも知りたいでしょうから。何故彼女達が助かったのか。それに貴方も当事者です。聞く権利はあります」 「そっか、ありがとな。聞かれなきゃ言う必要も無いだろうに」 キャッキャと店内を物色している彼女達を見ながら、俺達は暫く話を続けた 服を選んでいたはずだったが、いつの間にか武装コーナへと来ていた 「うへーっ、イッパイあるなぁ」 感嘆の声を上げるファロン 「パパの部屋よりもたくさんの武器があるんですね」 とティール 「そりゃ、お兄ちゃんの持ってるのは研究用のだけだから、お店とは比べられないよ」 「あっちに試用コーナーがありますね」 とムツキちゃん 「二人とも、試してみるのだ」 何時見繕ったのか、いくつかの銃や剣の試用品をカゴに入れたミチルが言った 「「はーい」」 試用コーナーでミチルから剣を渡され試し振りをするティール 「とりゃぁ~」 可愛らしい声とは異なり、なかなか鋭い剣さばきを見せるティール 「うわ~っ、ティールちゃんすごい~」 と喜ぶムツキとは異なり、難しい顔をしているミチルとユキ 「よっしゃ。次はあたいだな。せいっ!はっ!」 渡された短銃をビシッと構えるファロン 「きゃ~!ファロンちゃん凛々しい~!」 とまたしても喜ぶムツキと、またしても難しい顔をしているミチルとユキ 「…どうしたんですか、二人とも?」 ムツキは怪訝そうな顔をしているミチルとユキに訪ねる 「うん…悪くは無いんだけど…なんか、ね」 「まだ基本プログラムだから…だけじゃない?…なんか違和感があるのだ」 ユキとミチルだけでなく 「ですわね。基本プログラムは直ってるはずなのですが…」 「なーんか、ピっと来ないんだよねー」 花乃と火蒔里までもが首を傾げてる 「もしかしたら…」 とミチルが言いかけたその時 「お前達、何をしている?」 と声をかけられた 声のする方を向くと、そこにはセイレーン型神姫がいた 「何って…服を選んでるついでに武器を見に…」 「キャッキャウフフ仕様の連中が、武器を見てどうしようって言うのだ?なんだそのヘッピリ腰は?」 「ふ~ん。あたしを見てキャッキャウフフ仕様とは」 「お前なんか知らん。ここでは見かけない顔だな。悪魔型は口が悪いというのは本当のようだな…なんだその笑いは」 少なくともファーストクラスでは見かけない彼女。それなのにミチルを知らないという理由は 裏バトルで馴らしている為に、表での高LVランカーのミチルを倒して名を上げようとして知らないと挑発している まだ始めたばかりでランキングまで知らない のどちらかである ミチル程になれば、見れば相手がどの程度の実力があるかは大体分かる。彼女は後者だ セイレーン型の口調に失笑するミチルに、当のセイレーン型ご立腹のようだ 「き…き…貴様ぁっ!」 今にもミチルに殴りかかりそうなセイレーン型。すると 「エル、何を騒いでいるの?」 とまた別の声がした 「あっ、リーゼ…」 セイレーン型-どうやエルと言うらしい-が声のする方へと振り返る そこには人魚型神姫が居た 「いやコイツラが試用コーナーを占拠してたから…」 そう言われ辺りを見渡す人魚型-リーゼ- 可愛い服を着た天使型と猫型。微妙に武器を持つ手が様になってない丑寅。そしてあきれ顔をしている悪魔型 「…全く、愛玩用にコーナーを占拠されたぐらいで騒がないの」 「む、むう…その通りだ。すまん、リーゼ」 「判ればよろしい」 リーゼに頭を下げるエル 「ってちょっとまて!」 そんな二人を怒鳴りつけるファロン 「あら貴方達、まだ居たの?」 「謝るんあら、あたい達にじゃ無いのかよ!」 「エルは『愛玩用に場所を占拠された程度で騒いで私に不愉快な思いをさせた事』を謝ったのよ。貴方達愛玩用に謝る事なんて、何もないでしょう?」 「ムッカー!なんだコイツ等!大体アタシ達は愛玩用じゃねぇ!」 「あらあら、とてもそうには見えませんけど?特に貴方の銃裁き、まるでなってません事よ?」 「そんな事言っても、私達まだ起動したばかりで、初めて武器を持ったのですから…」 ティールもおどおどしながらも抗議の声を上げる 「基本プログラムだけでももうちょっとマシな動きをするだろう。お前達どっかおかしいんじゃないか?」 エルのこの言葉が、二人を完全に怒らせた 「な、な、てめーら!あたい達だけじゃなく、親父とかーちゃん達までバカにしたな!ぜってーゆるさねぇ!」 「そうです!パパとママの悪口なんて、私、許せません!」 「な、なんですか貴方達は…で、許さなかったらどうするつもりなのです?」 二人の気合いにちょっと驚きながらも平静さを装いつつ訪ねるリーゼ 「てめーらに、決闘を申し込む!」 続く…
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カード右下のアイコンについて 攻撃力(ATK) 防御力(DEF) スピード(SPD) 体力(LP) ブースト(BST) 個体値加算表 神姫固有武器補正 個体値の排出率 アップデート履歴 コメント カード右下のアイコンについて 個体値と呼ばれる。 いわゆるプラスアビリティ。 常時発動でマイナス補正は無い。 神姫やレア度は関係なく、アイコンの分だけ加算される模様。 ◆ or ◆◆ or ◆◆◆◆◆ 現在1個、2個、5個のパターンが確認されている。 5個パターンには武装Cost+10されているもの(通称6V、キャパオバ)が存在する。ステータスに差はない。 0個、その他のパターン、同アイコン複数パターンはない。 基本的にどのパターンも合計で+100の値がステータスに加算されるよう割り振られる。 正確ではないが単純な例として、 1V=100 2V=50 50 5V=20 20 20 20 20 つまり必ずしも5Vが強い訳では無いということ。 詳しい値はページ下部へ。 1Vにおいて以下は確認されていない。 黄色の足(スピード) 2Vにおいて以下の組み合わせは確認されていない。 黄色の足(スピード) + その他アイコン 赤色の剣(攻撃力) + 灰色のLP(体力) 緑色の盾(防御力) + 水色の円(ブースト) ※ただし期間限定で印刷出来た謹賀新年「ストラーフ」のみ黄色の足(スピード) +水色の円(ブースト)かつコスト+10の変則仕様、無論通常の神姫購入では存在しないパターンである。 【本当は武装Cost+10カードなのに裏面の印刷に反映されていないカードが存在する】 例:ゲーム内では武装Cost80表記なのにカード裏面では武装Cost70表記。 稼働初期、武装Cost+10(6V)神姫なのにカード裏面の印刷に反映されない不具合があったが、 これは2021年1月7日のアップデートで修正された。 プレイヤー達は「仕様」なのだと思っていたが修正で「不具合」だと理解。 1/6以前に印刷した手持ち神姫やフリマサイトの5Vが「本当は6Vなのかも知れない」と留意しておこう。 攻撃力(ATK) 一番左、赤色の剣のアイコン ゲーム内での正式な呼称は「攻撃力」 ATKのみ ATK+α 5つ全て +100 +50 +25 防御力(DEF) 左から二番目、緑色の盾のアイコン ゲーム内での正式な呼称は「防御力」 DEFのみ DEF+α 5つ全て +250 +125 +50 スピード(SPD) 左から三番目、黄色の足のアイコン ゲーム内での正式な呼称は「スピード」 現在5つ全てのアイコンが揃う場合にのみ出現。単体、これと他セットでの出現は確認されていない。 例外で期間限定で印刷出来た謹賀新年「ストラーフ」はBSTとの組み合わせである。 SPDのみ SPD+α 5つ全て なし +30 +25 体力(LP) 左から四番目、灰色のLPのアイコン ゲーム内での正式な呼称は「体力」 LPのみ LP+α 5つ全て +500 +250 +125 ブースト(BST) 左から五番目、水色の円のアイコン ゲーム内での正式な呼称は「ブースト」 BSTのみ BST+α 5つ全て +500 +250 +125 個体値加算表 ATK値は神姫/レアリティによって補正がかかっているため、表の通りではない。 ATK DEF SPD LP BST ATK (100) 0 0 0 0 DEF 0 250 0 0 0 LP 0 0 0 500 0 BST 0 0 0 0 500 ATK/DEF (50) 125 0 0 0 ATK/BST (50) 0 0 0 250 DEF/LP 0 125 0 250 0 LP/BST 0 0 0 250 250 SPD/BST 0 0 ? 0 250 ALL (25) 50 25 125 125 神姫固有武器補正 得意武器を装備するとATK値にプラス補正が、苦手武器を装備すればATK値にマイナス補正がかかる。 マスクデータだが、実際に装備した時のATKの上がり方や、神姫ハウスでの台詞、2021.1.28発売のカードゲーマーでおおよその判断ができる。 当wikiでは各神姫に個別で掲載。 個体値の排出率 この数値でほぼほぼ間違いなさそうである。 個体値 排出率1V 48%(12% 12% 12% 12%)2V 48%(12% 12% 12% 12%)5V 3%6V 1% 出典:5ちゃんねるバトコンスレ「武装神姫 バトルコンダクター part11」 479 アップデート履歴 日時:2021.5.26 内容:ATK以外の個体値の上方調整。当wikiは最新のもの。過去のデータは公式お知らせ参照。 コメント 名前 コメント
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鋼の心 ~Eisen Herz~ 用語集 ああ~、斉藤センセがメイド服に着替えてる~っ!! アイゼン アミバ アルストロメリア 居合い抜き 伊藤組 伊東美空 イチャラブ展開 ウイングユニット 運 運転免許 エグゼブレイカー(↓→P) エスカレーター お出かけ袋 お花畑 お姫様抱っこ 音響センサー 音響兵器 か火器管制プログラム 角砂糖 刀 カトレア カスタム ガトリングガン 眼球同軸光線砲 機械脚 騎士 キャノン砲 筐体 クオーター 愚民 撃墜 極道 さ斉藤浅葱 CSC 島田雅 島田祐一 銃声 自立型支援兵器 スクール水着 ストレリチア スナイパーライフル スラスター セタ 戦闘機 た大気圏離突入 弾道計算 着弾観測 直感 デルタ トラップ ドリル な忍耐 はバーニア ハインド 化け猫 バット バトルロイヤル 花の四姉妹 パワーアーム パワーダイブ ハンドガン 飛行型神姫 土方真紀 土方京子 標準装備 ブーゲンビリア フェータ フライパス ブラックアウト ホッケーマスク ホバリング まマスター マヤア 巫女 みこみこナース ミサイル 美空のポシェット(鉄板入り) 京子のバイク 村上衛 メイド メガスマッシャー メンテナンス や槍 要塞さん 予測射撃 らリーナ・ベルウッド 榴弾 レーザー レーザーソード レールガン レライナ わわさび あ あ~、斉藤センセがメイド服に着替えてる~っ!! アミバのトップを防ぐ呪文。 村上衛を召喚する為に使用する。 魔方陣、及び魔力を必要とせず、即座に対象を召喚できる、クラスにしてEXレベルの儀式魔術。 最早魔法と呼んでも差し支えない魔術式だが、村上衛の召喚にしか効果が無いのが難点。 アイゼン アミバのトップを防ぐ主役神姫。 タイプはストラーフ。マスターは島田祐一。 俗称アイゼンさん。 無表情の無口っ娘。 突飛な言動が一部(主に祐一)から恐れられている。 アミバ 自称天才。 メイドの土産を持っている。 因みにある意味で最強のキャラ、鑢七実の下位互換機種。 アルストロメリア 京子の神姫、花の四姉妹の次女。 超回避能力を持つ高機動型神姫。 姉妹中、攻撃力は最弱だが戦闘力は最強と言うトンでも神姫。 と言うより、他の姉妹が偏り過ぎなだけ。 姉妹の仲では真っ当に強いタイプ。 居合い抜き 鞘から刀身を引き抜く動作を、そのまま攻撃に繋げる一種の剣技。 元来は不意の襲撃に対する後手として考案されたが、抜刀時の剣速とそれがもたらす威力に着目し、業(ワザ)として昇華されたもの。 踏み込みと同時には行えない(威力が激減する)という欠点こそあるものの、迎撃、及び近接戦闘に対しては究極といって良い攻撃手段となる。 余談だが、フェータは飛行と組み合わせる事で“移動しながらの抜刀”と言う反則技を可能としている。 伊藤組 伊東美空の実家。 極道屋さんであり、不動産、建築業を生業としている。 美空はそこの娘さんである為、ある意味では社長令嬢。 因みに合言葉は『絶好調』。 結局の所、変態の集団。 伊東美空 勝気で強気な女の子。フェータのマスター。 暗く重い過去など何処吹く風で今日も暴れる暴走娘。 緋室灯に匹敵し得る料理の才能を有する。 イチャラブ展開 浜辺でサンオイルを塗る。食べさせっこをするなど、恋人同士で行うむつみ事全般。 女の子の夢であると同時に、男の子は何故か嫌がる傾向にある。 永遠の謎。 ウイングユニット 神姫に飛行能力を付加する為の装備。通常は背面にバックユニットとして装備される。 重量制限が厳しく、武装や装甲を切り詰めねばならない為、戦闘能力に大きな制限がつく。 その反面、圧倒的な機動力と回避力を得ることが出来、1対1の戦闘においては多大なアドバンテージを得られる。 バトルロイヤルでは敬遠されがちな装備だが、使いこなせばある種の極致へ到達することも可能。 運 最強のパラメータ。 これが極めて高いと、それだけで無敵である。 島田雅の運の良さはラッキーマンの数万倍にのぼると言う。 運転免許 国家から自動車の運転と言う技術を行使する事を認められた証。 国家の定める道路交通法に違反した場合、取り消される事がある。 何故か、『鋼の心』内の女性キャラ(大人限定)は、全員危険な運転の常習犯。 エグゼブレイカー(↓→P) 鉄山なんとか。 肩から行う体当たりと言うのが端的な説明。 ゼロディバイドと言うポリゴン格闘ゲームで、主役各である攻性プログラム『ゼロ』が得意とする技。 伊藤美空が本能的に使用する。 エスカレーター 動く階段。 と言ってもキャタツラーの事ではない。 もちろん歩いたり噛み付いたりもしない。 エレベーターと言い間違えやすい。 コンセントがあったら触ってはいけない。特にアヴドル。 リーナが苦手なもの。 お出かけ袋 アイゼンが外出の再に持ち歩くポーチ。 中にはパソコンと接続する為のUSBケーブルや、簡易クレイドルなどが入っている。 因みに魔窟であり、中に何が入っているのか正確に把握しているのはアイゼンだけ。 お花畑 キャッキャウフフの舞台。 或いはあの世。 死んだバァちゃんの団体さんが手招きしてたりする。 お姫様抱っこ 女の子の夢。 体重に自信が無いとねだれない。 せがまれたら男はなんとしても完遂するべし。 頑張れ、男の子! 音響センサー 音で探知する索敵装置。 静粛性を重視した神姫は稀である為、非常に有効な索敵装置として機能する。 『鋼の心』ではセタやデルタが装備しているが、彼女達のセンサーは非常に高性能で、神姫そのものの稼動音を探知できる為、理論上あらゆる神姫を索敵可能である。 音響兵器 神姫の武装の一種。 中枢部の制御機構と共振する音波を放射する事で、不回避攻撃を行う。 威力面で難が有るものの、装甲防御を無視できる特性から重量級の神姫には極めて有効な武器の一つ。 音波振動を収束して放つメーザーとは似て非なるモノ。 か 火器管制プログラム 神姫に銃火器を使用させるためのプログラム。 銃器の使用方法から分解整備などのマニュアルをも含む。 角砂糖 マヤアの好物。 彼女を買収するのに極めて有効。 …と言うか、食べ物なら何でもOK。 刀 日本刀の俗称。 神姫の武装としても一般的な物の一つだが、扱いこなすには習熟が必要。 切断力に長け、熟練の神姫が扱った場合、鉄板すら容易に切断する事が可能だが、少しでも太刀筋を違えると折れる危険性もある。 この武器を扱う神姫は(見た目だけで使用しているのでなければ)、熟達の剣技を有する事が殆どであり、ほぼ確実に強敵である。 カトレア 京子の神姫。花の四姉妹の長女。 良識的で常識的な思考の持ち主。 元々は村上衛の神姫だった。 尚、他の姉妹はカトレアにちなんで、最後が『ア』で終る花の名前、を名乗っている。 つまり、本名なのはカトレアだけ。 カスタム 改造の意味。 パーツの交換から調整、自作まで様々な段階が存在する。 ガトリングガン 3~8本の銃身を束ねて使用する事により、銃身の冷却を容易にした機関銃の一種。 トリガーを引いてから発射までにタイムラグがある事や、最初の数発が拡散してしまうなどの特徴がある。 また、機構上大型になる傾向があるものの、威力そのものは単銃身の機関銃より大きい場合が殆ど。 作中ではヴァッフェバニーのミニガンなどもガトリングガンと呼ばれているが、これは祐一がそう呼称している為。 眼球同軸光線砲 視線と同軸で放たれる破壊光線。 漫画家、永野護の漫画、ファイブスターストーリーズの8巻でヤクトミラージュが披露した武器。 同作品では珍しいMH(モーターヘッド)が使用する飛び道具攻撃の描写であり、一撃で敵陣を焼き払い、直撃させればMHをも一撃で破壊する強力な武器。 如何でも良いが、これを使用した後のパルテノ(搭乗者)のシーンは大爆笑ものだと思う。 それでも血の十字架は攻撃してないあたり、パルテノもファティマだな、と思ったりもした。 機械脚 神姫素体の脚部を丸ごと換装するタイプのレッグユニット。 通常のブーツタイプ(素体脚に履くタイプ)よりも特化した性能を持つ事が多い。 例外的に、フォートブラッグのバックユニットには展開式の機械脚が装備されており、砲撃時の安定性を向上させる役割を担っている。 騎士 サイフォスの俗称。 或いは正々堂々とした戦闘を行う神姫の一部がこう呼ばれる。 キャノン砲 様々な種類があるが、基本的に大口径の射撃武器の総称として使用される。 着弾点で爆発し、広範囲を攻撃する榴弾。弾体を直撃させ、運動エネルギーで攻撃する徹甲弾等が代表的。 因みに砲身内に螺旋状のライフリングがある物をライフル砲。無い物を滑空砲と呼ぶ。 徹甲弾、榴弾、散弾等を打ち分けられる滑空砲が現在では主流であり、戦場では多く見られる。 筐体 武装神姫で用いる場合は、神姫バトル用のステージ、或いはバーチャルバトルへのエントリーポッドの事。 クオーター 四分の一の意。転じて四分の一外国人の血が混じっている人を指す。 『鋼の心』では美空とリーナが該当する。 因みに、彼女達の母親が日本人と英国人のハーフの姉妹である為に、彼女達は従姉妹同士。 尚、美空は日本人3/4、英国人1/4。 リーナは日本人1/4、英国人3/4のクオーター。 愚民 愚かな民。転じて一般大衆。 個々は優秀な人間であっても、群れると必ず愚衆化するのは人類の性。 この言葉を使うと偉そうに見える。 引っこ抜かれて、戦って、食べられる謎の生物、ピクミンではない。 撃墜 本来は航空機が飛行能力を喪失させられ、墜落する事を言う。 転じて神姫が戦闘不能になる(させる)事を指す。 極道 美空の実家の商売。 道を究めた漢たちの集団である。 なお、女の中にも漢は居る。という名言も存在する。 伊藤組を参照の事。 さ 斉藤浅葱 高校教師にして『鋼の心』最強のキャラ。マヤアのマスター。 巨乳の美人さんだが、常識は全く通用しない。 CSC 神姫の中枢部にセットされる一種のコンピュータチップ。 一度起動してしまうと不可分であり、外す事は神姫の死を意味する。 あるいは『鋼の心』に登場する精神病の一種。 感情及び記憶の喪失と引き換えに思考能力の拡大を得る症状。 島田雅 超絶ロリっ娘。でも二十歳超えている。 祐一の姉にして、セタのオーナー。 運が良い。とても、凄く。 実は幼い頃高熱を出して死に掛け、成長が止まっているのはその後遺症。 と言う少し重い裏設定がある。 島田祐一 一応主人公。アイゼンのマスター。 女の子から無条件に好かれるフラグメイカー。 でも立てるだけ。 女顔で時折性別を間違われる事も。 実はアイゼンに教える為、ある武術を習得しているが滅多に使わない。 ……美空に殴られた時の受身以外は。 無いと死ぬし。 銃声 銃が喋る時の声。 …では無く、銃の発射音の事。 サイレンサーを付ける事で緩和されるが、映画などのように無音になる事は無い。 マズルフラッシュ(発射時の閃光)と並び、銃器の隠密性における弱点の一つ。 自立型支援兵器 通常はぷちマスィ~ンズの事。 本体からの大まかな指令で行動する自己判断する戦闘ユニット。 ファンネル、ビット等もこれに含まれる。 殆どの場合、神姫程の攻撃力を持たない為、火力に乏しく扱いが難しい。 ガンダムみたいに、ファンネルを主兵装に戦うのは非効率的。 スクール水着 通称スク水。 本来は学校指定の女性用水着。 お世辞にも洗練されたデザインではないが、独特の萌え属性を内包する。 ただし、着る者を選ぶ為、基本的に高校生までしか装備を許されない。 はたち越えても違和感の無い島田雅は、数少ない例外だと言える。 ストレリチア 京子の神姫。花の四姉妹の三女。 同じ意味の言葉を二回続ける話し方が特徴。 たぶん頭は凄く悪い。 高速飛行と突撃しか能が無いが、威力だけは凄まじく、直撃させられればどんな相手でも一撃。 スナイパーライフル 遠距離狙撃、装甲貫徹を目的とした長銃身ライフル。 扱いは至難であり、有効に使用できる状況は極めて限定されるものの、型に嵌まれば無類の強さを発揮する。 因みにバトルロイヤルでは最も有効な武器の一つ。 また、某ゲームでは砂と俗称される。 スラスター 主に加速、巡航に使用される噴射式推進装置。 トップスピードに乗るまでに時間が掛かる事が多く、瞬間的な回避には使用し辛い。 セタ ハウリンタイプの神姫。マスターは島田雅。 砲撃特化の珍しいハウリン。 通称セタ坊。 ワサビが好物。 ボクっ娘。 戦闘機 現行最強の兵器。 戦車と互角と思われる事も多いが、実際には戦車では全く太刀打ちできない。 対空機銃なども基本的には戦闘機を撃墜する為の兵器ではなく、戦闘機を追い払う為の兵器である。 対地攻撃機を兼ねる事も多いが、基本的には空対空戦闘を念頭に置いた軍用飛行機の総称である。 転じて戦闘機型の神姫とは、空対空戦を重視した神姫の事。 現行の神姫を無理やり分類するのであれば、アーンヴァルが爆撃機、エウクランテが攻撃機、飛鳥が戦闘機である。 た 大気圏離突入 刑罰の一種。 高速で打ち上げられる拳の威力で成層圏を突破し、地球の重力に牽かれて再突入する一連の軌道とそれに伴うダメージを罰とするもの。 宇宙(そら)が見える。 弾道計算 砲撃時に弾道を試算して、着弾点を予測する計算。 これの精度が砲撃の精度に直結する為、砲戦型の神姫には最重要な能力。 着弾観測 砲撃時に試射した弾道を観測し、弾道計算を修正する為の観測行為。 必ずしも砲撃した者と同一の者が行う必要は無く、偵察機などのデータで代用する事が可能。 視界外への砲撃には観測要員が不可欠。 直感 アイゼンが主に使用する一種の超能力。 とは言え、原理的には自我以前の段階での反射的行動をそう称しているだけの話。 アイゼン本体の処理速度より、アイゼンに装備されたセンサー類の方が性能が高いために生じる現象。 主人公属性の向上する特殊効果を兼ね備える。 デルタ 正式にはデルタ・ワン。 フォートブラッグなのは見た目だけで、中身は完全自作神姫である。 製作者、及びマスターは村上衛。 自我を完全に同調させる擬体を複数駆使できる能力を持つ。 一つの人格に複数の身体があると言えば分かりやすい。 ボクっ娘。 トラップ 罠。 通常は設置する事で機能し、一定条件で発動する遠隔自動攻撃の事。 或いは状況的に有利なシチュエーションを作り出し、そこに誘い込む事。 何れも相対的な戦力評価以上の戦果を発揮するが、使い所は難しい。 または緑タイツの盗賊。 ドリル 螺旋状の溝を持つ円錐形の掘削機。 漢のロマン溢れてこぼれ出す夢武装。 武装神姫ではマオチャオの標準装備に含まれる。 根性で再生させたり、巨大化させたり出来る(!?)。 あるいは問題集の事。 英語での『学習』を語源とする。 余談だが、小学生になった時、「ドリルを配ります」と言う先生の言葉を聴いて、何に使うんだろう? と思ったのはALCだけではない筈。 たぶん。 な 忍耐 転じて忍耐力。 伊東美空と付き合うために必要な能力の一つ。 他に受身、耐久力などが必須技能。 どれか欠けていると死ぬ。 尚、島田雅と付き合うにはこの忍耐力がMAXレベルまで成長している事が前提条件。 無いと発狂する。 要注意。 は バーニア 主に姿勢制御、回避運動に使用される噴射式推進装置。 英語ではバーナーと読む。 ハインド 天海市を巡回するロボット警察犬。 戦闘能力は高く、スタンガンを始めとしたノンリーサルウェポンを満載している。 サイズは本物の犬と同じ程度。 高度なAIを備えるが、当然神姫のそれには及ばない。 中東では殺傷武器を装備した軍用タイプが使用されている。とか言うとカッコいい(?)。 化け猫 強力なマオチャオタイプの神姫の別名である事が多い。 本来は猫を由来とする妖怪の総称的に使用される。 因みにマヤアは“化け物じみて強いネコ型神姫”の意味で化け猫と呼ばれる。 バット 野球に使用する道具。 転じて攻撃兵装の一種。 釘を打ち、攻撃力を増強したものを特別に『釘バット』と呼称する。 中には総金属製の釘バットを使用する殺人鬼も居るらしい。ロマンアイテム。 或いは液体を淹れる事を前提とした長方形の容器。 またはゴーグルをかけた少年。 蝙蝠の英語名でもある。 悪い、または“しかし”と言う意味もある。 バトルロイヤル 3体以上の神姫が入り乱れて戦う生き残り戦。 不意打ち、横槍等は当たり前で、1対1に慣れきった神姫では実力の1割も発揮できずに終わる事も多い。 リアルバトルで行われることは稀であり、天海神姫センター程の規模は全国でも珍しい。 花の四姉妹 土方京子の神姫。 カトレア、アルストロメリア、ストレリチア、ブーゲンビリアを指す。 それぞれレーザーソードの扱い。回避能力。高速飛行能力。レーザー砲撃能力。に、特化している。 これらは全てアーンヴァルの性能をピックアップしたもの。 アーンヴァルの試作機であった所以。 つまり、四姉妹は全員性能的にはアーンヴァル系。 パワーアーム ストラーフ、ティグリース(真鬼王)、イーダ、ルムメルティア等の標準装備に含まれる大型腕部。 神姫本体の腕よりもパワーが強い反面、反応速度、器用度などで劣る傾向にある。 いずれも武装としては非常に強力であり、近接戦においては無類の威力を発揮する。 本体の腕部に直接装備される場合と、背部ユニットに装備される場合があるが、背部ユニットに装備された場合は本体の腕とあわせて4本の腕を持つ事になる。 当然手数が増える為、近接格闘におけるアドバンテージは凄まじい。 その反面、4本の腕を同時に使用するのは難しい為、動作が単調になり易く、パターンを見切られると脆いという欠点もある。 余談だが、アイゼンはこの種の副腕の操作が非常に得意。 通常の(平均的な)ストラーフに対しアイゼンが唯一勝る基礎能力でもある。 パワーダイブ 戦闘機のマニューバ(戦闘機動)の一種。 地面へ向けて加速する事で重力を加算し、スペック以上の加速力を得る機動。 当然充分な高度が無ければ地面に激突する危険性を孕む為、通常は禁じ手の一種。 ハンドガン 拳銃と漢字表記される小型の銃。 当然、威力は大型の銃には及ばないものの、携帯性に長ける為、予備武装としては非常に有効。 極稀に拳銃をメインに使用する神姫も存在するが、その殆どは近接戦闘に格闘戦を織り交ぜながら使用する。 その手の神姫は、ガンカタと言う謎の名称を関する格闘技を収めている者がほとんど。 間違っても腕を飛ばす武器ではない。 飛行型神姫 アーンヴァル、エウクランテ、飛鳥等が主な機種。 飛行の為に軽量であるが故にパワーに乏しく、重火器を装備し辛いなどの欠点がある。 その為、対多数を要求されるバトルロイヤルでは殆ど使用されないタイプ。 目立つ為、攻撃の的となり易く、複数の敵を倒すだけの火器を装備できないのが主な理由。 体重と装甲で劣る為、近接戦闘における攻撃力、防御力も乏しく、殆どの場合長距離からの対地攻撃を主戦法とする。 土方真紀 故人。 物語のキーパーソン。 死ぬのが確定しているので、余り強いキャラクター付けをしたくなかった。 土方京子 花の四姉妹のオーナー。 鋼の心における当面の敵キャラ。 過去の事故で右目を失っており、眼帯を常時着用している。 また、夏でもコートを脱がない。 同じ事故で受けた傷跡が身体に残っている為。 標準装備 購入時に神姫と同封されている装備一式。 初期装備と言うと弱そうに聞こえるが、実は非常にバランスが取れた優良な装備の組み合わせ。 ある種の得捨選択や追加装備を施すだけで非常に実戦的な装備になる。 強力な神姫の半数は標準装備か、それに+αした装備だと言われている。 ブーゲンビリア 京子の神姫。花の四姉妹の末娘。 漢字のみで喋る不思議ちゃん。 レーザー砲の扱いが得意。 と言うより、他に何も出来ない。 ちなみに京子、及び他の姉妹への呼称は『主』『上姉』『中姉』『下姉』である。 フェータ アーンヴァルタイプの神姫。マスターは伊東美空。 物語上重要なキャラの筈だが影が薄い。 因みに名前の由来はイタリア語で『妖精』の意味。 同時にドイツ語で『翼』を意味するフェーダから濁音を取ったもの。 刀使い。 と言うより刀しか使えない。 フライパス 上空通過の意味。 ブラックアウト 急速なGの変動により、眼球への血液供給が途絶える事によって生じる一時的な盲目状態。 主に戦闘機のマニューバによって齎される。 転じて視界を失う事の総称的にも用いられる。 余談だが、Gによって眼球に血液が過剰供給されることによって生じるレッドアウトという現象もある。 あるいは、超光戦士シャンゼリオンの敵キャラ。黒岩省吾こと、暗黒騎士ガウザーの変身時の掛け声。 超余談だが、彼の最期は小学生の集団に手榴弾を大量に投げ付けられ爆死するという、特撮史上類を見ない死に方だった。 ホッケーマスク ある種の殺人鬼の標準装備。 アイスホッケーと言う競技に使用する事もある。 ガスマスク、ベイダーマスク(映画スターウォーズの悪役、ダースベイダーのマスク)などで代用する事が可能。 残念ながら和服とは合わない。 ホバリング 空中で静止する事。 基本的にはヘリコプター等の機動であり、飛行することで揚力を得る航空機には不可能な機動。 これを可能とする飛行機をVTOLと呼称する。 因みに神姫はほぼ例外なくホバリングが可能。 ま マスター オーナー、主などとも呼称される、神姫のユーザーの事。 神姫は原則として必ずマスターを有する。 マヤア マオチャオタイプの神姫。マスターは斉藤浅葱。 通称化け猫。 ツガルの装備を駆使する、天海神姫センターで最強の神姫。 超強い。もう、どれだけ強くても驚かない。 巫女 神に仕える女性。 転じて神道系の女性聖職者。 和風最強の萌え属性。 祐一は巫女好き。巨乳であると尚の事良し。 みこみこナース ALCがど忘れしていたマッドソング。 無念。 ミサイル 自律、ないしは本体からの誘導による追尾弾の総称。 原則としてホーミング弾であり、着弾(殆どの場合は直撃)時に自爆し、爆圧と破片で攻撃する。 これから追尾性を排除し、爆発範囲を広げ面制圧兵器として運用するものをロケット弾と呼ぶ。 美空のポシェット(鉄板入り) 伊東美空が外出の再に標準装備する。 格納能力を有した携帯式の運搬装備であると同時に、内蔵された鉄製の板金による、盾、或いは打撃武装としても機能する。 因みにこれを使用したスイングの一撃は2t自動車の突撃と同等の威力を有する。 当たると痛い。 受身を取らないと死ぬ。 京子のバイク 比較的軽量ながら1万ccもの排気量を持つモンスターマシン。 当然ハンドメイドの自作機。 エンジン音からして既にバイクの領域には無い。 やり過ぎの典型例。 村上衛 メイドの伝道師。デルタのマスター。 他にも合計で40名にも上る神姫のマスターである。 CPU、及び材料工学の分野を中心に様々な才能を持つ天才。 っつーかむしろ紙一重の向こう側。 メイド 解説不能。 或いは解説不要。 あらゆる萌え属性を内包する、とは言っておく。 メガスマッシャー 漫画家、高屋良樹の漫画。『強植装甲ガイバー』に登場する主人公たちガイバーの必殺技。 胸部装甲を“引き剥がし”露出させた発振器から発射する非常に強力な粒子ビーム。 ガイバーがパワーアップしてガイバーギガンティックになるとギガスマッシャーと名称が変更され、さらに強力になる。 さらに強いイクシード形態では未だ未使用。もはや地上では軽々しく使えない威力になっているはず。 メガスマッシュというと某GBのRPGのラスボス第二形態の攻撃方法になる。 こちらは盾で防げるため、メカを先頭にしてレオパルト2でも使わせておけば無傷で突破できる。 メンテナンス 整備の事。 通常のユーザーでも、戦闘後に間接部の掃除ぐらいはしないと、戦闘能力の低下を引き起こす。 神姫センターに持って行けば、安価で念入りな整備をしてくれる。 や 槍 格闘戦用の武装の一種。 近接武器としては長大な間合いを誇り、刀剣類に対しては圧倒的なアドバンテージがある。 懐に潜り込めば…、的な誤解も多いが、柄を使った単純な打撃武器としても致命的な威力であり、武器として刀剣類に劣る面は無いといって良い。 問題は重量が嵩む上、鞘などの保持機構が無い為、携帯性及び汎用性に劣る点と、歴史的に刀ほどには使用技術が研磨されていない事。 神姫バトルにおいても、刀剣類に対するアドバンテージはあるものの、銃器に対してはデメリットが増す為、使用頻度は刀剣類よりも低い。 要塞さん 天海市の神姫センターにおけるバトルロイヤルのトップクラスのランカー。ランキング第二位。 超重装甲、超重武装を誇り、遠距離から近距離まで隙の無い攻撃レンジを誇る。 ある種の極地に達した神姫。 何故か天海市においては大人気。 予測射撃 敵の軌道を予測し、数秒先の位置を割り出して、そこに射撃する射撃方法の一種。 高速で移動する神姫を狙う為には、ほぼ必須の能力であり通常の火器管制プログラムに標準的にインストールされている。 尚、通常射撃の上手下手は、相手に合わせてこの予測射撃を調整する能力で決定される。 ら リーナ・ベルウッド 金髪ロリっ娘。レライナのマスター。 エンジン系技術の天才であり、自動車とかの設計も行っている。 因みにべルウッドは『鈴木』の意味。命名法則からは外れていない。 榴弾 あるいは榴弾砲。 簡単に言ってしまえば爆弾を発射する大砲、あるいはその弾の事。 手投げ式の物を手榴弾と言う事を考えれば、想像も付くと思う。 レーザー 光学兵器の一種。 強力な光を触媒を通しながら反射、増幅しつつ相違を揃え放出する事で熱光線を放つ武器。 弾速が光速であり、回避は不可能。 ただし、幾つか欠点もあり、スタンダードな武器とは言い難い。 通常は赤外線を使用するが、短射程だが強力なX線を使用したX線レーザーも存在する。 理論上は更に強力なガンマ線レーザーも可能だが、放射線を撒き散らす構造上、ホビーバトルで使用する物ではない。 レーザーソード 或いはレイブレード。 アーンヴァルの基本装備に含まれる光線剣。 実際には見た目ほどの威力は無く、攻撃力では実体剣に大きく劣る。 その一方で、携帯性には長ける為、飛行の為に重量を切り詰めねばならないアーンヴァルにはうってつけの武器。 主兵装にするには威力不足だが、改造する事で出力を上げ、主兵装に置く神姫も珍しくない。 レールガン 弾体を電磁加速し射出する射撃兵器。 火薬式の銃器に比して重く、繊細である為に扱いは難しいが、マズルフラッシュや銃声などが殆ど無く、静粛性に飛んだ飛び道具。 ただし、その重さが隠密タイプの神姫は重すぎる枷となる為、弾速を重視する神姫が中、長距離用の兵装として使用する場合が殆ど。 レライナ サイフォスタイプの神姫。マスターはリーナ・ベルウッド。 蒼い稲妻と言う異名を持つ。 いつも寝てる。 わ わさび セタの大好物。特に練りワサビをチューブから直接啜るのがたまらないらしい。 食べた後しばらく悶えながら床を転がる。 尻尾がザワザワってなる。 実は終盤のキーアイテム。 鋼の心 ~Eisen Herz~へ戻る -
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マリー・ド・ラ・リュヌ、と彼女は頑なにそう名乗る。 フランス語の名前を持つ彼女の容姿は、やはりというかなんというか、フランス人形に似ている。 いつも右手には日傘を欠かさず、この間着せてあげた夏用のドレスにはリボンとフリルが惜しみなくあしらわれていた。もちろん、そのドレスは彼女が選んだものだ。もし私がこんなのを着たら家中の大笑いになるに違いない。 言葉遣いは、最初のころは普通だったものの、気づいたらいつの間にかニセお嬢様口調になっていた。これはこれで面白いけど、明らかに私の愚兄の仕業だ。まあ、お兄ちゃんは彼女にとってもう一人のオーナーなのだから仕方ないかもしれないけれど。 ああ、フランス人形に似てると言ったけれども、実は彼女はそんなに可愛いものじゃない。いや、可愛いんだけど、そんなに単純じゃない。 マリー・フォン・ディー・モンディン(Marie von die Mondin)、マリーア・デッラ・ルーナ(Maria della luna)、マリア・ルナエ(Maria lunae)、マリール・キアソル・クアソル(Marír ciasol cuasol)、月夜(つくや)のマリア...戦ってきた人の数だけ彼女には名前がある。というか私がマリアと彼女のことを呼ぶと、他の人は勝手に余分なものまで付けて彼女をそう呼ぶ。本当は全部同じ意味なんだけど。 それでも彼女は頑なにこう名乗る。 マリー・ド・ラ・リュヌ(Marie de la lune)。 私がそう呼んだから。彼女がそう望んだから。 今日も日傘を模ったウェポンで戦う彼女は、"人形型MMSノートルダム"の武装神姫。 そして彼女のオーナーである私の名前は、月夜のどか。ただの高校一年生です。 マリーとの出会いの日、六月十日。 「へえ、藤井も神姫買ったのか。いいなあ、金持ちは!」 「バーカ。お年玉とバイト代全部つぎ込んだに決まってるだろ」 放課後、帰り支度をしていると、帰宅部の藤井君とブラスバンド部でサックスを担当している豊田君の会話が聞こえた。普段なら聞き流してしまうような全く普通の会話なんだろうけど、そのときの私はどうも「神姫」という言葉に敏感だったらしい。 というのも、最近、大学院生のお兄ちゃんが神姫にどっぷりと浸かっていたからだ。前々から流行っているということは知っていたし、剣道部の先輩や友達でも持っている人はけっこういる。ただ私のお兄ちゃんがはまってしまうとは思ってなかった。 だってあの人が興味あることと言ったら、オカルト――それこそUFOから幽霊まで――と語学しかなかったのに、それが急に神姫でバトルの毎日。引きこもりがちだった兄が、外に出るようになったのは妹として嬉しいけれど、どこか変な感じ。 うん。まあ、簡単に言えば、私もかなり神姫に興味が湧いてきたわけだ。 というわけで、今日は部活をサボって家に帰り、お兄ちゃんの部屋に直行する。 「お前さ、思春期だろ?青春時代の真っ只中だろ?部活行けよ、友達とカラオケ行って来いよ、親父と兄貴を避けろよ」 「えー?だって稽古はどうせ家でもやるし、カラオケなら先週行ったし、パパもお兄ちゃんも師範代だから一応尊敬しなきゃだめでしょ?」 お兄ちゃんは机で何か作業をしながら私をテキトウにあしらった。 私はお兄ちゃんの後ろから覗き込む。 「暗い」 確かに私が後ろに立ったせいで、机にはほんの少し影が映った。ライトスタンドの角度を少し変えてあげる。 「ねえねえ、お兄ちゃんの神姫見せてよ」 「うーん?ちょっと待て」 それからかちゃかちゃと忙しくドライバや名前も知らない工具を二分くらい動かした後、お兄ちゃんは机の上の、丸いお皿の中で眠っていた神姫に呼びかけた。 「おはよう(ドーブラヤウートラ)、アーニャ」 紫色のボディの神姫はゆっくりと目を開ける。ペイントこそされているものの、この神姫――アーニャはアーンヴァルのようだ。いや、ただのカタログ知識だけど。 「おはようございます、時裕さん、のどかさん」 私はアーニャに会うのは久しぶりだけれど、彼女はちゃんと私のことを覚えていてくれた。相手が電子の頭脳を持つロボットだとわかっていても、少し嬉しい。 アーニャはクレードルから降りて、お兄ちゃんの右手のほうにあるノートパソコンに登った。そこから机の反対方向、つまり私たちから見て左を眺めて言った。 「時裕さん、あの箱はもしかして」 アーニャが指差したほう、ライトスタンドの真下に確かに箱があった。 「ああ、神姫だよ。素体が安かったから。アーニャの妹にしようと思って」 「まあ、本当ですか?嬉しいですわ、ありがとうございます。私、丁度妹が欲しいと思っていたところですわ」 変なお世辞は致し方ない。彼女が喜んでいるのは事実だ。それよりも、それを見てさらに喜ぶお兄ちゃんもちょっとアレだと思う。 私はそっと、箱に手を伸ばした。 お兄ちゃんの言葉一つ一つにアーニャは丁寧な相槌と素晴らしい表情を返し続ける。それでお兄ちゃんはもっと喜ぶ。 見事な平和サイクルだ。 「タッグマッチとかも楽しそうだしね」 「そうですね、きっと楽しいですわ。でもよろしいのですか?のどかさんが組み立てていらっしゃいますけど」 おっと、お兄ちゃんはアーニャとの会話で彼女のほうを向いていると思ってたけれど、こんなに早く見つかるとは、アーニャもちょっと余計なことを言ったなあ。悪気は無かったのだろうけど。 「の、のどか!勝手に何やってるんだ!」 「へへ、結構組み立てるの簡単だね、神姫って」 カチリ、と素体の胸に、てきとうに選んだCSCを埋め込む。 私が右のほうを向くと、呆気に取られて口が開いたお兄ちゃんの顔と、嬉々として希望に満ちたアーニャの顔が芸術的なコントラストを形成して私と私の手の中の神姫に向けられた。 ちょっと前のアーニャと同じように、私の手の中の小さな女の娘は、ゆっくりと瞼を上げていく。 そして私を見据えて言う。 「オーナーのお名前は?」 正確に言えばその一言ではなく、その言葉の前と後にも声は続いていて、どうやらいろんな言語で同じ内容を尋ねているようだった。 私が答えられずにいると、我に返ったお兄ちゃんは急いで「トキヒロ・ツクヤ」と叫んだ。けれど彼女は私を見据えたまま反応しない。その様子を見てお兄ちゃんはとうとう声も出なくなり、半ば諦めたような表情になってしまった。 「...ノドカ・ツクヤ」 ゆっくりと、私は外国人に自己紹介するように自分の名前を発音した。 「ノドカ・ツクヤ。では私のマスター・ノドカ、私の名前は?」 「マリー!」 今度は即答した。マリーという名前は代々私が小さいころから猫やフェレット、大切なものに付けてきた名前だったからだ。 私はもう一度お兄ちゃんのほうを向いて笑う。 「ちょっと早い誕生日プレゼントをありがとう、時裕お兄様」 「お前...」 お兄ちゃんはまだ言葉が出ないようだった。それもそうだろう。だって妹に神姫を強奪されたんだから。 作品トップ
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私立龍ノ宮大学理事長室 そこが今現在俺、及びノア、ミコ、ユーナ(三人ともインターフェイスなんで正確には美子と優奈)の現在位置なんだが… 「はっ!ひっさしぶりだな明人!元気そうでなによりだ」 「いや、吟璽朗のじっちゃんよりは元気じゃねぇから…」 「ははっ、ちげぇねぇ!俺も兼房も若けぇのよりはなんぼも元気だからな。褒め言葉として受け取っとくぜ?」 そういって銀色の派手な扇子を片手にカラカラと大笑いする爺様との対談中であるのだ この爺様について少し説明しておこう 名は龍ノ宮 吟璽朗(たつのみや ぎんじろう) 年は75 職業は…まぁお解りだろうがここ、私立龍ノ宮大学の最高責任者、理事長 うちのジジイ、鳳条院 兼房とは若い頃からの付き合い…つまりはダチなのだそうだ そしてここ、私立龍ノ宮大学こそが今回の騒動の元になった葉月とアルが通っている大学なのだ… ついでを言えば 「しかし…ノアールさんに美子さん、優奈さんだったか?学生時代、そこそこ人気はあったのに誰とも交際していなかったお前が三人もいっぺんにたぁ驚いたな…」 三年前まで俺が通っていた大学でもあるんだ 「いや、こいつらはそんなんじゃねぇから」 「ん?そうなのか?もったいねぇな…三人ともベッピンさんなのによ」 「理事長、お戯れを…」 「理事長さんだってカッコいいよ~燻し銀?」 「おうおう、うれしいこといってくれるじゃねぇかw でも良かったぜ、お前が落ち着いたとなると涼が煩いだろうからなぁ…」 「涼さんか…元気にしてるのか?」 「お前、卒業以来全然顔ださなかっからな。多少のお小言は覚悟するんだな」 「…あ~、まぁ、なぁ…」 「一応元気にはしてらぁ。今は紅柳君の下についとる」 「薫…じゃない、紅柳教授にか?」 「アニキ、二人だけでしゃべってないで説明してくれって」 すこし拗ねたようにいう優奈 「ああ、すまない。紅柳 薫(くりゅう かおる)ってのは俺のダチで、去年からここの電子総合学部で教授をやってんだ。んで涼っていうのはじっちゃん、龍ノ宮理事長の孫でここの情報化学部の助教授をやってたんだが…なんで涼さんが電子総合学部に移ってんだ?」 情報科学部の講義は俺も取っていた うちのジジイと吟璽朗のじっちゃんの仲だから俺と涼さんも昔からの縁だったわけで色々と涼さんには世話になった いわば涼さんは大学時代の俺のセンセイだった ちなみに涼さんは香憐ねぇと同級生で同じ中学、高校を卒業した親友だったりする 当時から二人揃ってかなりの優等生、しかも美人ときたもんだ 勿体ない事に未だ二人とも独身なのが不思議でならない 「本人の希望だよ。もうそろそろ来るだろうから詳しくは本人から聞くんだな。」 「え゛ぇ゛!?呼んじゃったのか?」 「はっ、予想通りの反応だな」 じっちゃんめ、余計なことしやがって… 俺が頬を引きつらせていると控えめなノックの音の後に「失礼します」という大人しめな男の声が聞こえると共にドアが開いた 「明人、久し振り」 「お、おぅ…薫…いや、紅柳教授」 「はは、薫でいいよ」 やんわりとした笑顔、優しげな声で薫はそう言った 中性的な顔立ちは相変わらずだが少し長めになった髪を束ねていたり清潔感のある白衣姿は三年ぶりの再会であることを俺に認識させた 「ほんと久しぶりだな…」 「うん、電話やメールはしても直接会うのはほんと三年ぶりだよね。あ、彼女たちは…」 「あぁ…こいつらは」 「ノアール・H・アレッシアさんに鳳条院 美子さん、その妹さんの優奈さん…でしょ?」 「え?ええ?」 「な、なんでアタシ達の名前を?」 「ははは、葉月君から話は聞いてたんだ。それに…」 「それに?」 「あ、いや、この続きは涼さんたちが来てからにしよう」 なんかすっきりしない言い方しやがって…って、そうだ、忘れてた 「薫、り、涼さんは来るのか?」 「うん、ちょうど今日から新しい教授がくるんでその出迎えと理事長室への案内もあるからって。もうすぐ来るんじゃないか…あ、来たみたい」 薫の言葉の途中で理事長室のドアをノックする音が聞こえる 先ほどの薫の様な控え目な感じなど一切しない遠慮なしのノックの音に俺の背中に鳥肌が立った 扉が開く時がスローモーションのようにゆっくりと感じる 俺の心の中でダースベーダーのテーマのBGMが流れていく 開かれた扉の向こうにはダースベーダーなどではなく銀縁眼鏡の白衣の女性が立っていた 「爺さん、失礼するよ」 俺にとってはダースベーダーよりも恐怖の対象なんだがな… 「おお、涼、やっと来たか」 「ああ、ここに来るまで少し頼道しながら来たからね。ね?ツクモ教授?」 「ツクモ?…ツクモ……」 なんかどっかで聞いたことのある…しかもかなり最近… なんてことを考えてると扉の向こうから飛んでもない人物が現れた 「なっ!?み、ミラ?」 「若様ではないか…なぜここに?」 アメリカ・カリフォルニア州神姫BMA・ロサンゼルス支部所属、違法神姫調査官にして第五回鳳凰杯・2037 春の陣 の大会中に起きた連続爆弾事件・『アルカナ事件』を見事に解決した救世主、ミラ・ツクモの姿がそこにはあった 「へぇ、そんなことがあったのか。大変だったじゃないか」 場所は移って現在地は電子総合学部の教授室 薫と涼さんの仕事場である ミラと少しばかり話をした後お邪魔にならないようにこっちに異動したわけだ 「大変だったのはミラ達と桜さんぐらいですよ」 「桜さんもか…だったら香憐も関わっていたのだろう?」 「ええ、といっても俺が事実を知った頃にはあらかた片付いちゃってましたから」 「へぇ…若いのに優秀なんだね彼女」 「それをお前が言うなよ紅柳教授、教え子に追い越されちゃった私の立場がないだろ…」 「あ…すいません…」 「お前の性格だから仕方がないが普通のやつならかなり厭味なタイミングで謝ったな…」 薫は俺と同い年だ なのに若くして大学教授 そう、薫は超天才なんだ うーん、どうしてもコイツとフェレンツェ博士が社会的に同じ部類だとは思えんのだが 「あ、や、えと、僕はそんな…」 「わかってるって。それよりも久しぶりだな馬鹿弟子…」 うお!!いつかは来るかと思ってはいたがついに矛先がこっちに向いた!! 「三年…挨拶もナシとはどういうことだ?」 「あ、いや…」 細められた目に睨まれて思わず口ごもる俺 「うおぉぉ…アニキが押し負けてるぜ?」 「お兄ちゃんがノアねぇ以外の人にこんな風になるの初めて見た…」 そらそうだ 俺にとってこの人は『天敵』そのものだからな 「ふ、まぁ顔を見せない間にもお前の事は葉月とフォレストから聞いていたがな」 「あ、アルティもか?」 「うん、二人とも僕の講義を取ってくれているからね。ここにも頻繁に足を運んでくれるし研究の手伝いもしてくれてるんだ。助かってるよ」 俺の質問に答えたのは薫だった 「へぇ…二人が電子総合学をねぇ…つか涼さんもなんでまた情報化学部からこっちに移ったんだ?」 「むっ…それは…」 俺の質問に苦い顔をする涼さん 「『僕の研究の対象が武装神姫だから』ですよね?涼さん」 「こ、こら薫!」 「へ?涼さんって神姫に興味ありましたっけ?」 「誰のおかげで興味を持ったと思う?」 「はぁるぅかぁ……」 「照れなくてもいいのに。弟子思いの素晴らしい師匠じゃないですか」 えっと、つまり俺が神姫を始めたから涼さんも興味を持って電総合学部に移ったってこと? 「…ただ知識の上で馬鹿弟師に負けたくなかっただけだ。こいつに教わるようなことがあっては師として悔しくてならん」 なんとまぁ意地っ張りな師匠なことで… 「そういや薫、お前の研究対象が神姫って…」 「そろそろ明人にも言っておかなくちゃね」 「そうだな」 「あ?なにをだ?」 「実は僕と涼さんはある科学者の一大プロジェクトに関わっているんだ」 「一大プロジェクト?」 「僕の研究とその人、その人のスポンサーの企業とは方針が会ってね、僕たちも及ばずながら協力してるんだ」 おいおい…まさかその科学者…その企業って… 「その科学者…まさか…」 「ふ、流石我が弟子だな。感は鋭い。私たちが協力している科学者の名はフェレンツェ・カークランド博士だ」 「えぇ!?」 「そんじゃアタシ達のこと…」 「もちろん知ってるよノア、ミコ、ユーナ」 「ですが私たちは研究所であなた方のお顔を拝見したことは…」 「私たちも大学の講義だなんだでこう見えて忙しいのでね。そう何回も研究所の方へは行ったことはないんだ」 「そうなんだ…」 「私と薫をスカウトに来るとはさすがは大物、いい目をしている」 うんうんと頷く涼さんを見てやはりこの人も相変わらずだと思う俺であった 「それで?今日は何しにきたんだ?」 「ああ……今週の金曜、何があるか知ってますか?」 「なるほど、その件か…」 神姫の関係に携わっているとなるとやはりこの二人の耳にも入っていたのだろう 「ふむ、やはりお前も出るのか?」 「まぁ一応…妹の危機なんでね。それで実際神姫サークルのやつらってどんな感じなんっですか?」 「うん…現在サークルのメンバーは8人、内サードが2人にセカンド中位が5人、残る一人、会長の今居がファーストと少ないながらなかなかの実力者が集まっている。少数精鋭といったところだな」 ほぅ…ファーストランカーもいるとは意外だな… 「どれ、敵情視察に来たのなら案内してやる。私も奴らのやり方は気に食わんのでな」 「こりゃまた心強い人が味方に付いたもんで」 「何を言っている。私はお前の師だ。いつだってお前の味方のつもりだが?」 しらっとそんなこと言いますけどね師匠、だったらもう少し弟子に優しくしましょうよ 席を立った涼さんを見ながらそう思うが口には出せないでいる俺であった そんでもって案内されたのが大学の敷地内では南東に位置する第三分館の二階 サークル関係は一から三の文館に分かれているが一分館の方が建物や部屋は大きく、人数が多かったり、世間に話題性があり大学側からして利益があるサークルの方が優遇されているのだ つまり、第三分館の二階に部屋を構える武装神姫サークルは下から数えた方がいい位ってなもんだ ちなみに大学時代の俺は無所属 前半はやさぐれ、後半はノアとミコに引っ掻き回され始めていたころでサークルうんぬんなんて状況じゃなかったからな 「発足はいつからだ?」 「確か…三年前か?ちょうどお前らの卒業と入れ違うかたちで入学してきた今の会長の今居が立ち上げて今年でちょうど三年だな」 「一回生がサークル立ち上げたのか?」 「まぁ何かと苦労はあったようだが奴はなかなか優秀でな。成績もかなりのものだ…まぁ後は本人に会って直接見極めてみろ。その方が何かと…」 「効率的でいい…ですか?」 「む…まぁな」 くすくすと笑う薫 その口癖、もとはと言えば涼さんの口癖だったんだ 俺にもうつっちまってたけど そう言っている間にお目当ての神姫サークルの部室前へと到着したようだ 扉を軽くノックすると「どうぞ」と声がする 意外なことに声は女性のものであった 「……失礼します」 「はいはい~、どちら様ですか…って、あれ?紅柳教授に涼さん?」 ドアを開けた手前には身長155㎝くらいに眼鏡に三つ編みのいかにもオタクな女の子が立っていた 「邪魔するぞ、今居」 「お邪魔します、今居君」 「はい~どうぞどうぞ、今お茶を入れますから…」 振り返る彼女を見て俺は何だか次の展開を予想してしまう 「あっ!」 振り返りざまに床に延びていたコードらしきものに足を取られる 「あああああっ!」 そのまま体制がぐらりと前倒しに… 「きゃぁぁぁ!!」 そして地面へとぶつかる 「…………あ、あれ?」 そこまで予測済みだったからそうなる前になんとか体を支えることが出来た 「あ、あの…」 眼鏡がズレて素顔がちらりと見えるが…なかなかに綺麗な顔立ちをしているじゃないか なんというか… 「君はあれか?」 「はい?」 「一昔前の少年誌のヒロインか何かか?」 「え、ひろ!?わ、私がですか!?」 「それは違うぞ馬鹿弟師!」 「涼さん?」 パニックになている彼女を前に涼さんは腕組みしながら会話に割り込んでくる 「一昔前ではない、それは今でも王道だ!!」 「はぁ…」 「何を隠そう私のこの眼鏡も…」 自分の銀縁眼鏡を指さして涼さんは宣言した 「伊達だからな!」 「…………それっておもいっきり邪道じゃないんですか?」 入り口での一悶着、もといコントを終えて部屋の中で茶を入れてもらう んでもって先にこちら側から自己紹介…毎度のことだから省くけどな 「それじゃ…葉月さんのお兄さんなんですか」 「まぁね、苗字が違ってややこしいけどあいつの兄貴です」 「そうですか…それじゃ今回の一件は…」 「ああ、知ってる。だから来たようなもんだし。だけどそんなことするサークルの会長さんが君みたいな子だとは思ってなかったけどね…」 「あ、あの…それは…」 「少し事情が違うんだよ明人。ほら、今居君、彼になら相談してもいいんじゃないかな?それと、自己紹介まだだったよね」 「あ、はい…私は今居 加奈子といいます。それと私の神姫、タイプ エウクランテの」 そこまで言うと今居さんのポケットから一体の神姫が飛び出し彼女の肩に乗る 「鷹千代です」 赤い翼のエウクランテだ 「赤……もしかして『紅羽の鷹千代』?」 ノアが問う 『紅羽の鷹千代』…う~ん、俺は覚えがないなぁ… 「そのとおり、彼女らはれっきとしたファーストランカーなんだよ」 「あの、その、ファーストといっても一番下位にいるので…ねぇ」 「いいえ、カナコはもう少し自信を持つべきかと…。下位とはいえファーストランカーはファーストランカー。そう多く存在するものではないのですよ?」 「で、でも…」 うん、いや実際鷹千代のいうことはもっともだと俺は思う 下位とはいえファーストの下にはセカンドの何百体、さらにその下にはサードの何千体もの神姫たちがいるのだから それにしちゃあやはりこの子は謙虚というか神姫を私利私欲のために使うような子には見えないんだが 「でもまぁ同じファーストランカーのよしみだ。何か事情がありそうってのは十分わかったし…話してくれないか?」 「は、はい…」 話は鳳凰杯の開始一か月前までに遡るそうな ある日、部室に集まっていつものごとくだべっていると会話の話題に葉月が出てきた 「実は鳳条院のお嬢様が神姫をやっているらしい」 もともと会員が少ないサークルだけに新会員として誘ってみてはどうかという話になった もちろんそれは会長として今居さんも賛成であった そして自ら勧誘しに行こうとすると、それは自分たちでやっておくと買って出たのが 「生田君と八代君です」 「ああ、なるほどな。あの二人なら話がわかる…」 「と、いうと?」 「生田 誠吾、八代 御影、二人ともセカンド中位の実力派だ。その上このサークルでトップ2と3の位置にいる。今居が大人し目の性格してるもんだからあいつら調子に乗っててね。これがまたタッグ組ませると厄介なんだよ」 「今回のことはあとから噂で聞きました。すいません…私…こんなことになってるなんて全然知らなくて…止めようとしてもここまで大きくなってしまっていては」 伏し目になりうなりうなだれる今居さん その眼にはじんわりと涙が… 「ふ、泣くな今居。お前が悪いのではない」 「涼さん…」 「それに過ぎてしまったことは仕方がない、今は次のことを考えるべきだ。なに、大丈夫さ。この馬鹿弟子がなんとかする」 「いや、そうなんの根拠もないことの責任を人に押し付けんで下さい」 「なに?ならお前は目の前の困っている女の子を見て見ぬふりしておくというのか?」 …まったく、この人は 「誰もそんなこと言ってないでしょうが。んで、忘れてません?俺がなんで今日ここに来たのかってこと」 「ん?私の顔を見に来たのでは…」 「はいはい、敵情視察ですよ。つまり、こちとらはなっからヤル気まんまんってこった」 「それじゃ、明人」 「要するにその二人とその他大勢、全員ぶったおしゃ解決なんだろ?」 「はっはっは!言うな馬鹿弟子、150体もの数だぞ?」 「まぁそりゃ数は多いですけど、今居さんもこっちに付いてくれそうですし」 「は、はい!こんなやり方は会長としてゆるせません!」 ノア、鷹千代、レイア、ミュリエルにミコ 正直あいつに借りをつくるのは癪だが冥夜にも手伝ってもらって… あとはユーナとラン、孫市 ファースト三人、セカンド三人、サードが三人とはまた奇麗にそろったな… 「うん、作戦によっちゃ何とかなるかも知れません」 メインページへ このページの訪問者 -
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武装神姫のリン 第14話「無名」 「距離200.100.50....来る!!」 大きな砂煙を上げて敵の大型機動兵器が姿を現す、巻き上げられた砂煙によって完全な姿は分からないがシルエットで"ソレ"が球体であることが認識できた。 しかし… 「なに、この臭い!!」 「うっ…この臭気は……」 「鼻が、歪む」 「おねえさま コレは!」 「頭がくらくらする…」 「こういう兵器…なの??」 いままでに感じたことのないほど醜悪で、怖気さえ感じるおぞましい臭気が皆を襲う。 どうやら機動兵器から発せられているらしいが、ただの兵器にここまでの臭気を発生させられるのだろうか?? まだ敵は動かない。ならばと臭気に負けじとセリナがコンテナから2連装式のガトリングガンを引き出し、グリップを握る。 「ふぅ…みんな下がって! 先制攻撃行くよ!!!」 「ええ、セリナ。お願い。」 セリナは照準を球体のシルエットの中心に合わせ、トリガーを引いた。 先ほどまでの静寂な空気をまさに吹き飛ばすほどの大轟音が響き無数の弾丸が数秒で敵に打ち込まれる。 そして砂煙が晴れる… そこに現れたのは全身を機械で覆った球体型の兵器ではなかった…皆の瞳に映るのは極彩色に彩られ、生物の臓物をぶちまけたかのような肉片が集まったような、そんな代物だった。 そしてその中心にそんなものとは無縁とも思える先鋭的なシルエットをもつ「ロボット」が埋め込まれるかのように存在していた。 ガトリングガンの弾は全てそのロボットの胸部に命中しその表面には無数の穴が開いていたかに思えたが、時間が巻き戻るように修復。さらに肉塊からずるりという音も無く滑り降るかのように抜け出し、降り立った。 その姿は巨大な鉄塔のようであるが、まぎれもないヒトガタ。 いや、しいて言えば腰より下がとてつもなく長いドレスを着込んだ女性のような鋼鉄の巨人だった。 「……ネームレス・ワン」 俺はソレの名前を自然と口にしていた。 「ああ、アレね。30年以上前のゲームでしたっけ」 静菜も知っているようだ。 コレの恐ろしさはよく知っている。 まあ確かに恐怖小説郡を元にしたゲーム…「デモンベイン」の中の存在ではあるがその能力は正に「機械仕掛けの神」という表現がふさわしい。 もちろん本体もそうではあるが、何より面倒なのは後ろに存在する肉塊。 あれはの恐怖小説郡の総称にもなっている狂った世界の神、「クトゥルー」だ。 あの姿、無限心母を取り込んだ状態…なら次に起こす行動は1つ。 おれはインカムを手に取って叫ぶ 「絶対触手に捕まるな!! 捕まると数秒で食われる!!」 俺が叫ぶと同時にクトゥルーから無数の触手が生え、SFFを襲う。 皆飛びずさりながら後退するがセリナだけは臭いにやられたのか、足を取られてしまう。 それを感知した触手は想像を絶する速度でセリナに迫る。一番動きが遅いと「本能」で感じたのもあるだろう。 「こ。こないで!!!」 必死にガトリングを撃つセリナだが触手の数は一向に減らない。そうして1本の触手がガトリングに触れ、溶かしていく。 そうして防御の策を失ったセリナにゆっくりと触手が近づく。 「セリナ!!」 触手をナイフで切り裂き何とかギリギリでファムがセリナを抱え上げて飛翔。 「リン、頼みます!!」 「ハイ!! 撃ち抜け、神雷!!!」 あの衣装を纏った燐が大剣、ザンバーフォームに変形したバルディッシュを大きく振りかぶり、思い切り横薙ぎに振りぬく。 "Jet Zamber" 巨大な黄金の刃が無数の触手を、そして巨人、クトゥルーまでもを切り裂いていく。 もちろんSSFメンバーおよび燐とティアの武装の公式戦用のリミッターは解除され、その上SSF独自のプラグインによって威力はあの事件の時よりも上がっている。 その威力を燐は存分に発揮させているがこれでも多分時間稼ぎにしかならないだろう。 クトゥルーの恐ろしさは何より常識外れの再生能力にある。 この力を借りた敵を倒すのは「デモンベイン」劇中でもたやすくは無かった…少なくともクトゥルー本体を完全に消滅させるレベルでなければ話にならない。 つまりコンテナの反対側に積まれた「切り札」を使わなければいけないのだが、この状況では使えない。 それは目標に接触しなければなんの意味もなさない。 ネームレスワンが身代わりになれば、そこで俺たちの敗北が決まってしまう。 まだ敵は修復中だが触手は範囲内に入ったものを捕食する自動プログラムなのだろう、キャルが適当に投げたガトリングガンの破片を瞬時に捉え、食す。 「これだと近づけないわね、どうする?」 「やっぱり"あれ"はまだ使わないほうが、起動から敵への到達までの時間をこのままだと稼げません。せめて後5人いたら…」「5人…望み薄。 後ろの部隊もまだドンパチやってるよね、静菜さん?」 エイナが静菜に確認する 「そうね、どう考えても貴女たちがいる階層に到達するのは今のペースなら3時間後。持たないわ。」 「ん?? 隊長。 識別不明の5機の兵器??を確認。 ものすごいスピードでこっちに向かってます!!」 「識別不明? 警戒して」 「はい……?? 突然反応が消えました。 ジャマーか何かを使用したとおもわれますが、ウチのセンサーから逃げるなんて」 「…」 静菜は顔を引きつらせる。 「ファム!! 皆、装備を整えなさい!!」 そう静菜が叫んだ瞬間、ネームレス・ワンの周りに5体の新たなヒトガタが出現した。 「なんともひねりが無い、逆十字の登場ね。」 現れたのはネームレス・ワンほど巨大ではないが神姫の3倍はある巨体。同じく「機械仕掛けの神」と呼ばれる存在だった。 ベルゼビュート、ロードビヤーキー、クラーケン、サイクラノーシュ、皇餓。 その5体は瞬時にSSF各メンバーに取り付いた。 ベルゼビュートはファム、ロードビヤーキーはエイナ、クラーケンはメイ、サイクラノーシュはセリナ、皇餓はキャルに。 そして…消えた。 「強制転送か!!」 「皆を追って」 「了解」 そうして一がキーボードを叩く。 「座標判明。 見事に5箇所に分断されてます。 お互いに助けに行くのは難しいです。」 「皆。自分の神姫のサポートに全力を尽くして。 私もコンソールに付きます。」 そうして隊長席から腰を上げた静菜は一の横の開いたコンソールに座る。 「もう、失うのはイヤだから…」 そう呟いた。 「亮輔、私もティアの助けになれるかな?」 俺の後ろで言葉を発さず見守っていた茉莉が言う。 「ああ、声だけでも十分だ。」 「わかった、私もがんばるね。」 そうしてSSF本部に設置されたの7つのコンソール全てが埋まった。 「燐、ティア。お前達が本命担当だ。 思いっきりやるぞ!」 「コテンパンにしちゃえ!」 「ハイ、マスター、茉莉!!!」 「ええ、分かってますわよ!!!」 ~燐の15 「無垢なる刃」~
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物事は基本が大事・前編 ※ちょいお色気有り ※後編にエロ有り 「センパ~イ!」 「うを!なんだそのカッコは!?」 新道に呼ばれ振り向いた俺。そこ恰好に驚きを隠せなかった なぜなら新道は… アーンヴァルの恰好をしていたからだ 「えへへ~、どうですセンパイ、似合ってますか?」 足はノーマルだが、翼を付けたり各部アーマーが付いたりしてる つーかボディラインがクッキリと… …新道って、結構いいプロポーションしてるのな… 「あ~センパイ、鼻の下伸びてますよ。私のナイスバディにメロメロですね!」 「いやそんなことは無いぞ」 「え~そうですか~?ならコレならどうだ!」 と言って胸アーマーを外す 「おおっ!」 ぽよん そんな擬音と共にこぼれる胸。いや、きょにうというわけではないが、なかなかの大きさが… インナースーツが張り付きボディラインクッキリの新道、まさかこれほどのスペックを持っていようとは! 「わわっ!お兄ちゃんが新道さんの魅力にメロメロだよ!」 しまった、マイシスターにとんだ醜態をみせてしまった 「え~コホン…ところで新道、なんでそんなカッコしてるんだ?コンパニオンするのはたしか営業部だけじゃなかったっけ?」 「あれ?知りませんでしたっけ?営業部の女子だけじゃ人数が足りないから、部長と以前営業だった私が応援に入るって」 「なに?部長もか?そいや最近、色んなカッコするのが気に入ってたような…で、その部長は?」 「あれ?まだ来てないですね、ちょっと更衣室に…あ、呼ばれちゃった。センパイ、部長を呼んできてくれませんか?」 「あ、ああ。解った」 「覗いちゃダメですよ!」 「解ってるって。そんなことしないぞ俺は」 「それもそうですね。センパイの欲情はユキちゃんが取ってくれてますしね。いつか私も一緒に…」 「ぶっ…いいからはよ行け!」 今日から三日間(木・金・土)は國崎技研の展示会。普段見れないような試作品やら企業向け商品等も展示し、即売なんかもしたりする我が社のイベントだ 企業だけでなく、一般人も入れるようになっているため、様々なイベントなんかもやったりする で、その一環として、営業部の女子社員による武装神姫のコスプレなんかもやったりしてるわけだが、まさか新道と部長まで借り出されてるとは… 「お~い、ケンシロウ~!」 っと、今度は観奈ちゃんだ。部長と一緒じゃないのかな 「やぁ観奈ちゃん…って、あれ?」 「ふふふ、どうだ、似合っておるかな?」 観奈ちゃんは、ストラーフ、いやミチルのコスプレをしていた 当然ボディはインナースーツ。うう、最近の子って結構発育いいのね 「なんだちるちるじゃないか。観奈ちゃんは?」 「ちるちるっていうなー!」げしっ! 「…うーん良い蹴りだ。世界を狙えるぞ、観奈ちゃん…」 「あっゴメン…ケンシロウ、大丈夫か…?」 「大丈夫大丈夫、それよりそのカッコ似合ってるね」 「おう!ミチルとお揃いなのだ!」 「わわっ、いくら模造でも、ムラサメ振り回しちゃダメだよ!って、ところで部長見なかった?」 「水那岐ならまだ更衣室だぞよ。なんか苦労してる様だったが…」 「んじゃちょっと見てくるか」 「覗くでないぞ!」 「しないって…」 俺は社屋の更衣室へと向かった 『女子更衣室』 なんて魅惑的な扉だ…だが紳士な俺は覗きなんてしないぜ! …ホントだよ。期待した君、残念だったな コンコン 「部長ー、着替え、終わってますかー?」 奥から部長の声が聞こえてきた 「…着替えは…終わったのですが…背中の装備が…付かないんです…手伝って…いただけません…他に…誰もいませんから…入って…大丈夫です…」 「う…では…失礼します」 許可があるとはいっても緊張するな…でも部長命令だし仕方ないか ガチャリ 「部長、装備ってど…」 絶句 「…あ…その…花びらみたいな…」 生きててよかった… 「って部長!なんですかそのカッコは!」 「…新発売の…ジルダリア…」 そのカッコは販促…もとい反則ですよ 「部長!いくらなんでもマズイっすよ!」 「…でも…可愛い…」 ぷち ん?俺の理性が切れた音じゃないよな? 「何、今の音…って!、部長!、前掛けとれて…ぶはっ!」 胸の前掛け?が取れてブラが丸見え…うはっ下乳が… ってよく見るとインナースーツ着てない! 「…大丈夫ですか…香田瀬君…」 「大丈夫じゃないのは貴方です部長!そのカッコは止めてくださいええ今すぐ!」 「…しゅん…」 「落ち込んでもダメです、ほかのカッコにしてください!」 「…香田瀬君がそこまで言うなら…いそいそ…」 「って目の前で脱がないでください!」 慌てて部屋を出て扉を閉める 「…香田瀬君…ジュビジーなら…」 「ダメです!」 「…しょぼん…」 『なうろぉでぃんぐ』 カチャリ 更衣室のドアが開く 「…お待たせしました…」 「ををっ!」 部長がしてきた恰好は、マオチャオだった 「うわ~斗小野さん、綺麗…」 美しい黒髪を軽く束ね、標準武装を付け唯一バイザーを追加装備の猫耳に変えたマオチャオ部長。可愛い恰好なのになんともいえない大人の雰囲気がまた… 「でもドリルは外して下さい、危ないですから」 「…可愛いのに…しょぼん……香田瀬君…文句ばっかり…うるうる…」 「う…解りました…でも気を付けて下さいね」 「…こくり…」 「っと、新道が待ってましたよ。早く行ってあげてください」 「…わかりました…」 小走りで去ってゆく部長 ふぅ、見に来てよかった…いろんな意味で 「おー香田瀬、大丈夫か?なんか疲れてるようだが」 ブースへと戻った俺に南山が声を掛けてきた 「ああ、なんとかな…」 「お兄ちゃんは新道さんと観奈ちゃんと斗小野さんの魅力にメロメロなんだよ」 「そーやみんなコスプレしてるんだっけ。アーンヴァルとミチルちゃんとマオチャオ…」 「斗小野さっはジル…むぐぅ!」 慌ててユキの口を塞ぐ。あんな話したら大変な事になる 「はは、へんなヤツ。まぁ今日は木曜日だから会社系の人しか来ないだろうから、そこそこ暇はあるだろ。ちっとは休んでいけ」 「まぁウチの課は展示がメインだしな。元々暇な方さ」 ちなみに展示物のメインは 1課・白雪関連、家事用外骨格(バトルレギュレーションではなく・家電として扱われる高出力の物) 2課・ワークス用診断ケース、神姫用システムキッチン 3課・エネルギー充填式のビームハンドガン 4課・超硬合金製忍者武器各種 5課・忍者服各色・カーボンファイバー製防刃防弾服 6課・高性能無害オイル となっている しかし6課、人が多いな。やっぱアレを聞きに来る人が多いのか ふとみんな(女性陣)を思い出す う~む。しかしみんな可愛かったな… 新道があんなナイスバディだったとは…まぁ俺はユキの方が好みだが 観奈ちゃんも成長してるんだなぁ…社長、これから苦労しますよ そして部長…猫なのに小悪魔チックな魅力が…あの耳のせいか… …ん?耳… 「しまった!」 「ん?どうした香田瀬?」 「いや、なんでもない」 うっかり声を出して南山に不審がられちまった… しかしこれは盲点だった… 俺は早速5課へと向かった 今晩の為に… 半端ですが、前半終了 この後はいつもの展開です つーか部長を(発売前に)書きたかった イベント部は気が向いたら書きます コラボで買い物風景を書いてくれる人大歓迎 他にも色々売ってます
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「後始末」 ここから先はただの蛇足。 本当の意味で一ヶ月の間にあった話はもうおしまい。 何よりもう二学期は始まっていて、あの夏の一ヶ月は過ぎ去っている。 だからここから先は、本当にただの蛇足。 アタシはこの白いストラーフを親友である結城セツナに託そうと決めた。 誰よりも信頼していたし、海神を失った悲しみも焔と心を通わせた喜びも知っている彼女になら、この娘を幸せにしてくれるだろうと確信していたから。 それに、彼女の名前は刹奈を思い出させてくれる。 正直に言ってしまえば、未だ悲しみはアタシの中でしっかりと存在していて、時々その重さに潰れてしまいそうな時もあるけど、でもそれと共に思い出される楽しかった事が、アタシをまた奮い立たせもした。 あの町にいた時は、刹奈の名前からセツナを連想したものだったけど、今じゃその逆だなんて、少しだけ面白い。 「なんか踏み込めないって言うか。……壁を感じることがあるんだ。はぐらかすような、そんな感じにも見えたし。やっぱり年上って不利なのかなぁ……」 目の前でセツナはティーカップを弄びながら、気になっている年下の彼の事を話している。 まぁ、アタシが話を振ったんだけど。何事にも前振りって必要だしね。 ……確かその件の彼も、『せつな』って言ったっけ? 「具体的には、どんな?」 アタシはセツナの言葉を促すために言う。 丸々会うことの無かったこの夏の間、お互いに何があったのか話せる雰囲気が欲しかった。半ばそのために聞き始めたようなものだったんだけど。 でも「フラれた」なんて言われてしまえばそんな考えもどこかに飛んで行ってしまう。 「……なんて言うか、二人きりになることをまず避けようとする、かなぁ。友達か、神姫が必ず一緒にいる状況を作っているかな」 よっぽど思い悩んでいたのか、セツナは次々とその具体例を挙げていく。そして最後に、 「結構態度にも出していたし、遠まわしかもしれないけど口にも出して言ったんだけど。それとも男の人って、そこまで鈍感でいられるものなの?」 「うーん……そこまで行くと、どうなのかなぁ?」 少しだけ考えてみる。 少なくても、アタシならそこまで好意を寄せられたら少しくらいは「そうかも」とか考える。 夢絃みたいに、結局何も言わずに……逝ってしまっても、彼から受けた好意はしっかりと伝わっていた。 ただ、確信と自信が無かっただけで。 でも、それはあくまで女であるアタシの事であって、男である件の「せつな」君の事ではない。 思い出した心の痛みに耐えながら、アタシはセツナに言う。 「……実際の所、その彼がどう思ってるのか知らないけど、でもそれって、全部憶測なんでしょ?」 彼の行動からセツナが読み取った、彼の思惑というのは。 「まあ、ね。あくまでそういう風に感じた、ってだけ。それ以上は別に避けられているわけでもないし」 「狙ってやってるとしたら許せない所もあるけど、でもそれも思うところもあるのかもしれないし。どっちにしろ相手のこれからの出方次第だよねぇ」 あたしがそう言うと、セツナは頷く。 「ま、あんまり考えていても、なんともならないわね。この話はこれでおしまい」 確かにこれ以上考えても埒が明かないし、アタシの用件を切り出すのにもタイミングが良かった。 「で、今日は本当は何の用なの? まさかその話題だけで家まで訪ねて来たわけじゃないのでしょう?」 アタシが話を切り出す前に、セツナが話を促してくれる。 このあたりの察しの良さは、さすがと言うしかない。 「私も武装神姫やってみたいと思ってさ、ちょうど良いからってこれを注文したんだ。……だけど、これが届いた頃には、興味が無くなっちゃったんだよネ。まぁ、色々理由はあるんだけど、それは追求しない方向で」 別に隠すこと無いんだけど、この嘘で納得してくれるのであればそれに越した事はない。 そんなつもりでアタシは言った。 まぁ察しの良いセツナの事だから、嘘がすぐにばれてしまうかも、とは思っていたけれど。 そして案の定、すぐにばれたんだけど。 やっぱり嘘ついて引き取って貰うのは、フェアじゃない。 でもやっぱり、全部話す事は出来なかった。 「正直に秘密があるって言ってるんだもん。それをちゃんと言ってくれたんだから、それで十分」 そんな卑怯なアタシにセツナのかけてくれた言葉はとても優しかった。 そんなセツナが、「ねえ、朔良。この娘が起きるの、一緒に見届けない?」と言い出す。「なんとなくだけど、この娘が起きるときに朔良が居ないといけない気がするの」と。 なんだか本当に、セツナのこの察しの良さには救われると感じずに入られない。 アタシは少し緊張して、頷いた。 初めて見る神姫の初起動はなんか感動的で、その新たな意識の目覚めはアタシの心の傷に優しく触れてくる気がした。 不意に涙が零れる。 「……朔良、今ならまだ間に合うわよ?」 アタシの流した涙の事には触れず、それでもそっと確認をとる。 親友の、その思いを受け取りながらも、アタシは首を左右に振った。 この娘の為に、アタシの為に、アタシがオーナーじゃない方がいいという意見は、あの町で話したときと変わらずにアタシの中にある。 そのアタシに小さく頷いたセツナは、オーナー名の登録後、またアタシに視線を向ける。 その視線は「名付け親にもならなくてイイの?」と聞いてくる。 アタシはやっぱり首を振った。セツナに託したんだ。だから、全てがセツナによって行われなければならない。 アタシはそう考えていた。だから、アタシはこの娘の名前も付けられない。 この娘には、アタシの痛みを負わせたくないから。 そんなアタシを知ってか知らずか、セツナは悪戯めいた笑みを一瞬だけ浮かべる。 そして 「個体名、朔。 ……貴方の名前は朔。ここに居る朔良から一文字戴いたの。大切な名前よ」 さすがに驚いた。いくらなんでも、なんて皮肉な……。いや、違う。そのねじれたおかしな偶然こそ、きっと必然。 アタシ朔良が出会った神姫、刹奈。 親友セツナに託した神姫、朔。 そんな符号に、心のそこから嬉しくなる。 こんな気持ち久しぶりで。 だからちょっとだけいたずら仕返してやった。 あの夏の日は過ぎ去り、それはもう閉じられた扉の向こう側にある過去でしかないのだろうけれど。 アタシは忘れない。 あの人を忘れはしない。 あの出会いがあったから、アタシはここに居るのだから。 なつのとびら おわり / まえのはなし
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デザイナー 声優 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報親密度Lv1親密度Lv100 ブーストステータス 覚えるパッシブスキル一覧早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 神姫固有武器補正得意武器 不得意武器 神姫考察攻撃力 防御力 機動力 総評・運用 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント デザイナー 島田フミカネ(ストライクウィッチーズ、メカ娘等) 声優 茅原実里(涼宮ハルヒの憂鬱:長門有希、みなみけ:南千秋、らき☆すた:岩崎みなみ、他) 神姫解説 他社最新モデルに対抗する為、3rd規格の素体をベースにアップデートされたストラーフ系最新モデル。新モデルではクロスレンジにおける機動力、回避能力の向上に重点が置かれた設計へと変更。AI設定はやや気難しい性格だが、信頼関係を築けばオーナーの心強いパートナーとなっている。 名称:悪魔型ストラーフMk.2(あくまがたすとらーふまーくつー) メーカー 素体:FRONT LINE 武装:FRONT LINE 型番:FL017 (FLO17とする記述も) フィギュア発売:2010年7月15日(バトルマスターズ同梱)/2011年9月22日(フルアームズパッケージ)(バトルマスターズMk.2同梱) (初期モデルのストラーフは2006年9月7日発売) 主な武装:コート、コーシカ(短剣と小剣。バトコンではどちらも片手斬撃武器) ディーカヤコーシカ(コートとコーシカを合体させた双剣。手裏剣かブーメランのように投げて使うとされたか。バトコンでは投擲武器) クルイーク(フルアームズパッケージで新しく追加された小型パイルバンカー。バトマスではなぜかダブルナイフに分類されていて、その流れかバトコンでも双斬撃武器として実装されている) グリーヴァ(リアユニットに背負っている太刀。バトコンではリアパーツ) ジーラヴルズイフ(ラヴィーナで新しく追加された巨大な拳銃。そちらの解説によると、クロスレンジで敵をぶち抜くための追加武装とのこと。バトコンでは防具用武器) ローク(両刃の剣先とガトリング砲門を備えたシールド。バトマスではパイルバンカーに分類されていて、その流れかバトコンでも防具用武器として実装。シールドとしてカテゴリ別けされることはなく、ガトリング部分も未だに未実装の不遇な武装) ウラガーン(パーツの組み替えで生成する、前進翼の攻撃機。名前はロシア語で「暴風」の意味。フィギュアではガトリング砲門を3つ備えているが、シリーズ通して再現されていない。バトコンではアクティブスキル使用時に拝見できる) 通称「黒子」「黒子Mk.2」「くろにー」。 FRONT LINE社のベストセラー機種ストラーフ系列の最新モデル。 重装甲と打撃力で猛威をふるった初期モデルだが、エスカレートする合体武装や超高機動型など神姫バトル初期には存在しなかった他社最新モデルに対抗する必要があった。 これまでは相手の攻撃を受け止めつつ反撃するスタイルであったが、新モデルではクロスレンジにおける機動力、回避能力(体術)の向上に重点が置かれた。 また、新装備のガトリングシールド「ローク」をコアとして各アーマーパーツを組みつけることで攻撃機「ウラガーン」を形成。本機の苦手とするミドル~ロングレンジでの攻撃をサポートする役割を担っている。 本機は随時、仕様のアップデートを行っており、2041年においてはロールアウト時と比較してより多彩な武装が追加されている。 新たな装備としてバリエーション機であるラヴィーナ(FL017/L)で採用されたハンドキャノン「ジーラヴルズイフ」、マフラー状の複合センサーを導入。更に外付けブースターやパイルバンカー「クルイーク」などのパーツを追加したことで総合的な格闘能力を向上させている。 長大な刀「グリーヴァ」によるリーチと、敵急所を正確に狙う身体コントロール能力を持つが、単純なパワー比べでは初期モデルにも劣っており、オーナーの戦術が問われる玄人好みの神姫である。 実神姫(ノーマル版/フルアームズパッケージ版)の入手関係にまつわる問題はアーンヴァルMk.2の項を、リペイント版についてはラヴィーナの項を参照。 メインビジュアルにいるだけあって、公式媒体に於いても各ゲーム版で皆勤賞。発売時期の問題でコミック媒体各作品には登場しない(初代ストラーフは登場)ものの、アニメでは主役級レギュラー「ヒナ」としてお馴染みの神姫である。 そして、当然のように2024年のパチスロ版にも相方共々メインビジュアルから登板しているのだが、こちらのキャラグラフィックモデルが本作のものよりも幼めなイメージである事から違和感を感じてしまったユーザーも少なからずいる模様。 余談になるが、このフルアームズ版ラヴィーナが、コナミ内製のフィギュアが一般販売された武装神姫の掉尾を飾っている(2012年3月15日)が、新作ではなくリデコリカラー品であるため、その一ヶ月前(同年2月23日)に発売されたフブキ/ミズキ弐型を「最後の武装神姫」として挙げる声もある。 ただし、武装なしの素体だけであれば、2016年にアニメ版Blu-ray BOXの購入者特典として復刻生産されたもの(ヒナ名義)が少数存在するが、細部が当時品と若干異なっており、これはこれで物議を醸した。 性格 今までの作品では非常にストイックな性格で、クールで辛口な物言いだったが、バトコンではクールな面を出しつつも周りに距離を取られていることを気にしたり、知った情報を鵜呑みにしてしまう、思ったことは隠さず喋ってしまう等紹介文の気難しい性格というより、素直すぎて何処か放ってはいけない性格となっている。 ただ、バトル時に厚い一面を見せてくれるのは相変わらず。 なお、アーンヴァルMk.2が旧モデルとほとんど人格パターンが変わらなかった事に比べ、こちらは所謂「ボクっ子」であった旧モデルから大幅に改変されており、従来からストラーフを愛用していたオーナー間に少なからぬ論議を巻き起こした。 おそらくアニメ版のヒナから性格をある程度フィードバックしたものかと思われる。 セリフ一覧 + マスターと話すのはとても楽しい。 ログイン時 通常(朝) おはよう。また会えたな。今日もよろしく頼む。 おはよう。今日は随分と早いんだな。 通常(昼) こんにちは。ランチは終わったか?バトル前の腹ごしらえは大事だからな。 こんにちは。よし、私の実力を見せてやろう。 通常(夕) こんにちは。さあ、トレーニングを積んで差を付けよう。 こんにちは。もうすぐ日が沈みそうだが、まだまだ戦う時間はありそうだぞ。 通常(夜) おかえり。さあ、何がしたい?最大限に応えよう。 こんばんは。夜も付き合ってもらえて嬉しいぞ。 通常(深夜) こんばんは。こんなに遅くまで一緒に居れて嬉しいよ。 こんばんは。夜も遅いが、トレーニングならいつでも付き合うぞ。 年始 マスター。今日はお餅を食べる日なんだろう?のどに詰まらせないように気をつけて食べるんだぞ。 (ボイス) あけましておめでとう。バトルに臨むにはいい機会だ。今年もよろしく頼む。 バレンタイン 何も言わずに、このチョコを受け取ってほしい。何も言うなと言ったが、嬉しいそうな顔くらいしてもいいんだぞ… ホワイトデー ホワイトデーか…。お返しは最高級の武装で良いぞ。 エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 暑くなってきたな。トレーニング後に負荷が掛からないよう、こまめに水分を取るといいぞ。 水着キャンペ ただ今期間限定イベント、開催中だ。特別に水着を着なきゃいけないようだ。まあ、期待はほどほどにな? 七夕 七夕か。いいだろう、私が(プレイヤー名)の願い事をかなえてやろう! ハロウィン ハロウィンがどんなイベントか知らないが、まぁ、楽しそうだからきっと目出度いんだろうな。 冬季 寒くなってきたな。身体を冷やさないよう、早速バトルであったまるとしようか。 クリスマス (プレイヤー名)。悪魔型のあたしのところにもサンタクロースは来てくれるだろうか? (ボイス) メリークリスマス。悪魔型のあたしが言うのもなんだが…きょ、今日は、ずっと一緒に過ごせると、嬉しいな。 神姫の発売日 オーナーの誕生日 誕生日おめでとう。一緒に過ごせて嬉しいよ。素敵な1日になりますように。 神姫ハウス 命名時 呼び方変更 (プレイヤー名)、呼び方を変えてみるのはどうだろうか?戦いにおいてお互いの呼び方は大切だからな。 (→決定後) (プレイヤー名)だな。いいだろう。これからはそう呼ぼう。 レベルアップ後 MVP獲得 3連勝後 親密度Lv5後 (プレイヤー名)。あたしは悪魔型なんだが、そもそも悪魔型って名前のイメージがあまり良くないと思わないか? 親密度Lv10後 どうもここのところみんなに怖がられている気がしてな…。きっとこれも悪魔というイメージがよくないんじゃないかと思うんだ。 親密度Lv20後 (プレイヤー名)は別にそう思わないのか?そうか…。それはうれしいんだが、やはり世間のイメージはそうじゃない気がするんだ。 親密度Lv30後 世の中には悪という要素も必要だというがそれを悪魔型だからってあたしが背負うというのもなんだか割に合わないしな…。 親密度Lv40後 というわけで、(プレイヤー名)!イメージチェンジをしてみたいんだが、何かいいアイデアはないか? 親密度Lv50後 イメージチェンジといっても今のイメージからガラリと変えるのも難しいな…。手始めにまずは表情の変化からか なるほど…。 親密度Lv60後 やぁ、(プレイヤー名)!今日はとってもいい天気だな!こんな清々しい日は思いっきり身体を動かして楽しもうじゃないか!あっはっはー! 親密度Lv70後 何…?感情が一定でただの棒読みになっているだって…?そ、そんなバカな!やはりあたしにはイメージチェンジなんて無理なのか!? 親密度Lv80後 (プレイヤー名)!何かいいアイデアはないだろうか? こんなあたしでもイメージを一新できる秘策でもあれば…?何、任せておけだと!本当か!? 親密度Lv90後 ふふふ、(プレイヤー名)の笑顔とってもかわいいね。あたし、あなたがいないとダメかも!…ってこれは悪魔というか小悪魔ではないのか?! 親密度Lv100後 今のままで魅力的だから周りの目なんか気にするなって? な、何を急に!?…そうか、悩む必要なんてなかったな。あたしは(プレイヤー名)だけの悪魔でいるよ。これからもずっとな。 頭タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) (プレイヤー名)。せ、せめて他の神姫が見てないところでしてくれないか…?さすがに恥ずかしいぞ。 胸タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 尻タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 通常会話 (プレイヤー名)はあたしの戦い方を理解しているか?剣と名のつくものは得意だから是非戦略に生かしてほしい。 武装カスタム 戦闘力Up時 これがしっくり来るな。 武器LvUP時 戦闘力Down時 本当にこれで行くのか? 素体カスタム 親密度LvUp時 これは、まだまだ強くなれそうだ 限界突破時 出撃時 キャラ入れ替え いつでも行けるぞ。 バトル開始時 さっさと始めよう。戦場に言葉は要らない! 強い相手は大歓迎だ、君達がそうだと願うよ。 → どれほどの力を持つ相手か、楽しみだな。 バトル中 撃破時 やったぞ! 目標撃破! コンテナ入手時 被弾時 良いハンデじゃないか オーバーヒート時 スキル発動時 (能力強化系)体を強化する! (HP回復系)絶対勝つ! (デバフ系) (攻撃スキル)まあまあ強かったが、ここまでだ (チャーミークリアボイス)強い相手は大 歓 迎 だ!楽しませてくれよ? 被撃破時 まさか…!あたしがやられるなんて…。すまない…。 このあたしが…こんなところで! 次出撃時 まとめて掛かってくるがいい! サイドモニター 応援時 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 完勝だな、私たちの相手としては物足りなかった やった!全てが上手く行ったな、最高の気分だ → 遠慮はいらない、存分に褒めてくれて良いんだぞ 2位以下 → 3位 → 4位 → カラフルコンダクト 見せつける優れた戦い方 (2021/09/07~) マスターと二人で道を究めよう 見せつける優れた戦い方(実装当初の歌詞と同じ) 遠慮などいらない誉めていいぞ コンテナ獲得時 1位 プレゼントだ、受け取るが良い 2位以下 だが、報酬だけは死守した。次こそは必ず LvUP時 神姫親密度 もっと頼っても良いのか? マスターレベル 神姫ショップお迎え時 はじめまして。使いこなすのは大変かもしれないが、見合う実力は保証しよう。 はじめまして。やっと出会えて嬉しいぞ。よろしく頼む。 ゲームオーバー時 今日は楽しかった。また会えるのを楽しみに待ってるぞ。 その他 + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 …あたしの聞き間違いか?今、リセットって言ったのか? はい を押す 本気なのか!ここまでの成果を全部捨てるって事だぞ!今ならまだ間に合う、考え直すんだ! はい を押す(二回目) そうか…もう少し一緒に戦いたかったが…次出会う私とはもっと上手くやるのだぞ…さよならだ… リセット完了 はじめまして。やっと出会えて嬉しいぞ。よろしく頼む。 リセット取消 はぁ~、脅かすんじゃない!良い趣味とは言えないぞ! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・主(あるじ)・アニキ 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 80 65 90 300 100 R 85 70 100 350 120 SR 90 75 120 400 140 UR 95 80 140 450 160 親密度Lv100 ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - ブーストステータス 1/s ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 ブースト回復量 ジェム回収展開速度 N 940 105 50 20 90 170 3300 R 1030 125 70 40 110 3320 SR 1120 145 90 60 130 3340 UR 1210 165 110 80 150 3360 覚えるパッシブスキル一覧 モード オブ サタンストラーフ専用パッシブ一定の確率でクリティカル・クリティカル防御アップ 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる ジェムの出す量軽減[小]敵に攻撃された際に出すジェムの出す量を少なくする クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる 早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル よろけ軽減[小]よろけの行動不能時間が短くなる 追加ダメージ軽減[小]敵からの追加ダメージを軽減する 全能力アップ[小]全ステータスがアップする *要限界突破(L110) 体力最大値アップ[小]体力の最大値を上げる *要限界突破(L120) 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル スピードアップ[小]移動する際のスピードアップ 追加ダメージ軽減[小]敵からの追加ダメージを軽減する ブーストアップ[小]ブースト速度が増加する *要限界突破(L110) 溜め威力増加[中]溜め攻撃の威力が上がる *要限界突破(L120) 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル よろけ軽減[小]よろけの行動不能時間が短くなる ため時間減少[小]ため時間を減少する ため威力増加[小] *要限界突破(L110)ため攻撃の威力を上げる ブースト最大値アップ[中] *要限界突破(L120)ブーストゲージの最大値を上げる 神姫固有武器補正 ※レアリティが上がる毎に得意武器は-5%、苦手武器は+5%される。数字はレア度Nのもの。 得意武器 +35% 片手斬撃武器・双斬撃武器 +30% 両手斬撃武器・片手ライトガン 不得意武器 -30% 腰持ちヘビーガン・肩持ちヘビーガン 神姫考察 攻撃力 素のATK値の高さにパッシブスキルの攻撃力アップにクリティカル発生アップ、晩成型のため時間減少に専用スキルと、攻撃面は最高峰。 防御力 素のDFE値は高めだが、直接関わるパッシブスキルが追加ダメージ軽減によろけ軽減と恩恵が少ない。 機動力 ダッシュスピードはごく平凡なのに燃費が悪いので、総合的な足回りは最悪な方。ブースト面でカバーは必須。 総評・運用 アーンヴァルMk.2の対になる形として一緒に開発・発売されたのもあって、武装神姫というコンテンツの看板神姫を長らく勤めている。自身の武装はほぼ全て得意武器として設定されているという、幅広い対応力も同じ。 ジーラヴズルイフがある防具用武器(遠距離)は得意ではないのに注意。 また、クロスレンジでの戦闘力向上という文面通り、片手斬撃武器と双斬撃武器の補正が一回り高くなっているのも特徴。他の神姫と差をつけるならこの二つを軸に装備することになる。 ただ神姫素体と武装にダッシュ消費量増加ブースト回復量増加のマスクステータスが設定されている。端的に言うと回復が速いが消費も速い。よって切り返しの多い機動力戦は苦手。本来の設計は… 普通に扱うと痛い目に遭うので、この神姫専用の戦法を意識する必要がある。 余談だが、バトロンバトマス時代の性格は中々気難しい性格だった。それが今作になって性格が大幅に変更されたが、その際に扱いにくいところはマスクステータスに移ったようだ… 専用スキルの発動率は約20%。効果上昇量は不明。 正直あってもなくても変わらないのが残念なところ。ATK値とクリティカル発動率を同時に上げてくれるホワイトデー緑武装の存在が救いか。 足回りはどうやっても他神姫に数手遅れるので、それをカバーする長射程のフレグランスキラーを装備するか、IM&ヴィントシュトース+超硬タングステン鋼芯にロークやポーレンホーミングでどの距離でも危険な存在としてどっしり構えるのも手。 解放パターンは早熟型は典型的な防御型。通常型はオーバーヒートしやすいストラーフに嬉しいスピードアップ。晩成型は大ダメージチャンスを増やせるため時間減少。どれも一長一短なので、自身にあったタイプを見つけよう。 神姫攻略法 近寄らない。これが一番。 いつの間にかそばにいて超手痛いダメージを貰った、なんてことにならないように、常にレーダーでどこにいるか把握しよう。 特性上強引に詰めれる神姫ではないので、こちらが見ていれば手出しできなくなる。 冷静に片手ライトガンでタイマンで撃ちあう状況に持ち込まれると危険なので、とっとと離れて他の人にロックが向かわざるを得ない状況に持ち込もう。 お迎え方 稼動開始(2020/12/24~)から神姫ショップに登場 アップデート履歴 日時:2021.5.26 内容:専用パッシブスキルの説明文変更 日時:2023.8.7 内容:DEX、ジェム防御力、クリティカル、ダッシュスピード、ジャンプスピードを上方修正 コメント 装備一式を用いた場合の火力は相当なものになるけど機動力が最重要とされる現環境からするとちょっとミスマッチなのが悲しい。やりようはないわけではないけど -- 名無しさん (2021-01-21 00 46 38) 防具用武器が補正アリとの記述があった為、検証班スプレッドを確認、補正値はなかった為記述を訂正しました。 -- どどめ (2021-06-24 12 43 30) 名前 コメント